第32回(令和6年)児童・生徒の地図作品展(徳島)

主催:徳島地理学会

作品展の概要

「児童・生徒の地図作品展」は、徳島県内の小・中・高校の児童生徒が作成した地図類を募集し、優秀な作品を展示して、地理教育・地図教育の発展を図ることを目的に毎年11月末から12月初めに開催されています。

地名と地形は関係あるのか

奨励賞/国土地理院長賞

作品名:地名と地形は関係あるのか

受賞者:鳴門教育大学附属中学校 2年 大田 彩生

作品主旨:
 地名と地形の関係に興味があり、徳島県内で「谷」と「島」のつく地名の分布を調べてみました。その結果、「谷」の地名は山に見られた一方で、海近くに多いと予想していた「島」の地名は、川(吉野川) の周辺市町村に多く分布していました。吉野川の河口にあたる徳島市だけでなく、吉野川とその流域に多くの島地形が作られてきたことが、地名の数にも表れていると感じ、地形と地名には深い関係があると思いました。

ひょうたん島の事故を減らそう!!  交通事故マップ

国土地理院長賞

作品名:ひょうたん島の事故を減らそう!! 交通事故マップ

受賞者:徳島市立内町小学校 5年 矢田 枇央奈

作品主旨:
 夏にテレビを見ていると、小学生が車にはねられた事故のニュースが流れていました。もし事故にあったのが自分だったら、とこわくなりました。そして、自分の学校のまわりや家のまわりは、どのくらいの事故が起きているのか気になりました。ひょうたん島を歩いている人や自転車に乗っている人の事故を調べることで、事故の多い場所が分かりました。たくさんの人に事故の起きやすい場所を知ってもらって、交通事故を減らしたいです。

あっと ほっと MAP

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:あっと ほっと MAP

受賞者:石井町立石井中学校 2年 淺井亨祐・宇坂健汰・大塚日晴・角山琉偉・髙橋海璃・玉田侑生・西浦剣士郎

作品主旨:
 1年生の時に総合学習で作ったヒヤリハット地図を基に、さらにみんなに分かりやすく知ってもらうため制作しました。Google Mapで危険な地点の東経や北緯などを調べてGISでデジタル地図にします。これはとても地道な作業でしたが、2人ペアで数値を確認しながら取り組みました。横断歩道や点滅信号の場所、店の駐車場出入り口付近や道幅の狭い場所など危険な場所には原因があることが分かりました。学校のみんなや地域の方に、あっと気付いてほっと安心する町の地図として役立ってほしいです。

八万町はどこまで?

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:八万町はどこまで?

受賞者:徳島市立八万小学校 4年 山西 陸斗

作品主旨:
 自分が住んでいる、徳島市八万町がどこからどこまでなのか知らなかったので、調べてみたいと思い、調べました。
 町のさかい目は、地図にかいてあるので分かりやすかったですが、実さいにまわるのが大変でした。まわって調べて、分かったことは、大きな川や道路、山の一番高いところが町のさかい目になっているということでした。調べてみて、八万のことをもっと知れたので楽しかったです。

空き家率が高い徳島県の現状 ~資料の比較から~

国土地理院四国地方測量部長賞

作品名:空き家率が高い徳島県の現状 ~資料の比較から~

受賞者:鳴門教育大学附属中学校 2年 木内 俊輔

作品主旨:
 最近街を歩いているとよく空き家を見かける。
 そこで、徳島に今どれぐらいの空き家があるのかを調べてみることにした。
 調べてみると、徳島は空き家率が全国トップレベルだということがわかった。徳島県内は徳島市以外の全ての市が増加しており、グラフを見てみると平均よりも高い数値を維持しているということがわかる。空き家問題は人口、高齢化だけではなく交通やお店の条件、生活スタイルにも関係しているかもしれないと思った。

じぃじとばぁばのお家のまわりの電柱調べ

国土地理院四国地方測量部長賞

作品名:じぃじとばぁばのお家のまわりの電柱調べ

受賞者:徳島市立渋野小学校 4年 西中 唯

作品主旨:
 わたしがじぃじと自転車やかけっこの練習をするときの目印は、電柱です。よく見ると、防はん灯が付いているのとそうでないのがありました。「そうだ! 今年の夏休みの宿題は、団地の中の電柱調べをしよう」と思いました。去年の作品てんでアドバイスをもらった『何度も歩いて、目で見てよく観察する』をめあてにしあげました。電柱が70本あったことと、そのうち防はん灯つきは53本で、それぞれの家の人と相談して付けられたことが調べてわかりました。

ひいおじいちゃんの地図と今

徳島市教育委員会教育長賞

作品名:ひいおじいちゃんの地図と今

受賞者:徳島市立内町小学校 6年 赤木 俐咲

作品主旨:
 私がこの地図を自由研究のテーマにしようと思ったきっかけは、母から「約百十年前のひいおじいちゃんの地図がある」と教えてもらい、「百十年前の内町はどんなところだったのだろう?」と強い興味を持ったからです。
 ひいおじいちゃんの地図と今の地図を比べてみると、昔あったものが今は無かったり、今身近にあるものが昔は無かったりしたので、とても面白かったです。でも、一番意外だったのは、昔は家やアパートや工場がもっとあると思っていたのに、ほとんどが田畑や空き地だったことです。
 私は、ひいおじいちゃんには一度もあったことが無いけれど、この自由研究に取り組んで、色々なことを考えていくうちに、ひいおじいちゃんのことを身近に感じました。この自由研究をして、とても良かったと思います。