地殻変動補正

  • 正しい位置なのにズレる?
     ~ドラマで描く地図と位置情報の未来~

    GPS等に加えて日本版GPS衛星「みちびき」のサービスが開始されるなど、誰でも簡単に数センチメートルの精度で位置を知ることができる社会(高精度測位社会)がすぐそこまで来ています。

     しかし、位置の精度が高くなればなるほど、地図上の位置とズレることになるかもしれません。どういうことでしょうか?  

     こうした社会が実現した少し未来の日常で、GPSやみちびき等と地図を使いこなすための知られざる秘密について、動画でわかりやすく紹介します。高精度測位社会を十分に活用するために必要なものとは?

本サイトで扱う地殻変動補正

地殻変動には、プレート運動に伴いじわりじわりと進行するもののほか、大きな地震や火山活動などに伴って急激に生じるものがあります。

これらの動きに伴い全国の地図をその都度修正するには、多くの費用と労力がかかるため、地図の位置情報(緯度、経度、標高など)は、過去のある時点の位置情報で表すことにしています。

したがって、時間の経過や地震活動などによって、地図上の位置と現実の位置が少しずつズレていきます。このズレを補正するのが、地殻変動補正です。

 国土地理院では下記のとおり、三種類の補正情報を提供しています。

本サイトで扱う地殻変動補正

プレート運動による地殻変動を補正(定常)

地震・火山活動による変動を補正(非定常)