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地理情報解析研究室の紹介
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研究室から
地理情報解析研究室は、各種の地理情報の解析から地球の表層や日本の国土における自然・社会の成り立ち・現状・将来像を明らかにするとともに、地理情報の取得・処理技術の開発に関する研究を行っています。
トピックス
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第33回地理情報システム学会学術研究発表大会の第2回SIG-GISシンポジウム(2024年10月26日@京都大学宇治キャンパス)で講演を行いました。
- 笹川啓:ISO/TC211における標準化組織の構成と、標準化の手順について.(招待講演)
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The 14th Joint Meeting of the UJNR Panel on Earthquake Research(2024年9月25~27日@報徳会館)で口頭発表及びポスター発表を行いました。
- Akira SASAGAWA:Trial of automatic change detection method using Haar Wavelet among two Sentinel-2 images for the 2024 Noto Peninsula earthquake.
- Ryo ENDO, Junko IWAHASHI and Kazuki YOSHIDA: Seismic Ground Disaster Assessment System (SGDAS) and its estimation results for the 2024 Noto Earthquake.
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地理空間情報分野の標準化に関する公開型情報交換会(2024年8月31日@オンライン)で講演を行いました。
- 笹川 啓:ISO/TC 211の紹介.(招待講演)
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第53回国土地理院報告会(2024年6月6日@日経ホール)で口頭発表を行いました。
- 笹川 啓:令和6年能登半島地震の地殻活動と地表変状をとらえる.
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日本地球惑星科学連合2024年大会(JpGU2024:2024年5月26~31日@幕張メッセ)で口頭発表及びポスター発表を行いました。
- 岩橋純子・川畑大作(産総研)・宮地良典(産総研)・吉田一希・遠藤 涼:地震時地盤災害等に対応する地形・地質ゾーニングマップ作成のためのGIS分析.
- 吉田一希:SfM-MVS 解析による1977-82年有珠火山活動の地表変位計測.
- 吉田一希:全国の都市地域における1960年代~70年代前半のDSM・DEM作成と公開に向けて.(招待講演)
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日本写真測量学会令和6年度年次学術講演会(2024年5月23~24日@東京大学生産技術研究所)で口頭発表を行いました。
- 笹川 啓・吉田一希:令和6年能登半島地震における空中写真活用による 石川県珠洲市若山町の地表変状と隆起域の確認.
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2024年日本地理学会春季学術大会(2024年3月19~21日@青山学院大学)でポスター発表を行いました。
- 吉田一希:令和6年能登半島地震に伴う七尾市以北の地表の亀裂分布と珠洲市若山川沿いの地表変状.
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8th International Conference on Earthquake Geotechnical Engineering(2024年5月7日~10日@大阪府立国際会議場)でポスター発表を行いました。
- Junko IWAHASHI, Ryo ENDO, Takayuki NAKANO:Seismic Ground Disaster Assessment System (SGDAS) of GSI and its scope.
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令和6年能登半島地震関連を災害報告に追加しました。
研究者紹介(令和6年度)
- 研究室長: 笹川 啓
- 主任研究官: 岩橋 純子
- 研究官: 吉田 一希
- 研究官: 遠藤 涼
国土地理院特別研究費による研究テーマ(令和6年度)
- SGDASの推計精度向上に関する研究(令和3年度~令和7年度)[研究課題書] [データ公開サイト]
- 過去の地形データの作成手法とその活用に関する研究(令和5年度~7年度)[研究課題書]
国土地理院一般研究費による研究テーマ(令和6年度)
- 災害の現象解明と将来のリスク把握に向けた研究(第2期)(令和6~10年度)
- 画像処理の活用による効率的な国土情報の解析手法に関する研究(令和6~8年度)
- 数値地形解析に関する研究(令和4~7年度)
その他の研究費による研究テーマ(令和6年度)
■科研費等の競争的資金
- SAR干渉解析により明らかになった非起震性地表変動による地形形成プロセスの解明(令和2~令和6年度;2年延長)(文部科学省科学研究費補助金,基盤C,研究分担)[科研費DB研究課題番号:20K1141]
- SAR干渉解析と変動地形学的調査に基づく九州中部地域の地震災害リスクの評価(令和5~令和7年度)(文部科学省科学研究費補助金,基盤C,研究分担)[科研費DB研究課題番号:23K00972]
■国土交通省の総合技術開発プロジェクト
マニュアル・データ等ダウンロード
■システム・マニュアル等
■手法・利活用事例等
■データ等ダウンロード
災害報告
国土地理院全体の災害報告については 防災関連のページに集約されています。ここでは地理情報解析研究室が行った災害調査等について掲載しています。
主な論文・報文リスト
ここでは近年公表された論文を掲載しています。それ以前のものについては[過去に公表された論文等]に掲載しています。
(2024年)
- Kazuki YOSHIDA, Mamoru KOARAI: A simple method to automatically remove artificial terrain from airborne LiDAR DTMs in plain areas. Geomorphology 465, 109388. DOI:10.1016/j.geomorph.2024.109388 [全文]
- 岩橋純子・吉田一希:人工地形に焦点を当てた地形分類図に求められる機能・要素・スケールについての一考察.地形,45(2),117-139.
- Kazuki YOSHIDA, Ryo ENDO, Junko IWAHASHI, Akira SASAGAWA, Hiroshi YARAI: Aerial SfM–MVS Visualization of Surface Deformation along Folds during the 2024 Noto Peninsula Earthquake (Mw7.5). Remote Sensing 16(15), 2813. DOI:10.3390/rs16152813 [全文]
- Junko IWAHASHI, Ryo ENDO:Seismic Ground Disaster Assessment System (SGDAS) of GSI Japan and its scope. 8th International Conference on Earthquake Geotechnical Engineering, Japanese Geotechnical Society Special Publication, 10(60), 2361-2366. DOI:10.3208/jgssp.v10.P2-02 [全文]
- 笹川啓:ISO/TC 211(国際標準化機構 地理情報専門委員会)の概要と近年の活動.写真測量とリモートセンシング, 63(2), 34-38.
- Ryo ENDO, Junko IWAHASHI:Estimation of Effect of Antecedent Rainfall on Coseismic Landslides. In: Hazarika, H., Haigh, S.K., Chaudhary, B., Murai, M., Manandhar, S. (eds) Natural Geo-Disasters and Resiliency. IC-CREST 2023. Lecture Notes in Civil Engineering, vol 445. Springer, Singapore. DOI:10.1007/978-981-99-9223-2_26 [要旨]
- Naoyuki YAMASHITA, Yasuhiro OHNUKI, Junko IWAHASHI, Akihiro IMAYA:National-scale mapping of soil-thickness probability in hilly and mountainous areas of Japan using legacy and modern soil survey. Geoderma, 446, 116896. DOI:10.1016/j.geoderma.2024.116896 [全文]
- Ryo ENDO, Junko IWAHASHI:Analysis of the spatial distribution of landslides triggered by the 1923 Great Kanto Earthquake, Japan. Proceedings of the Japan Academy, Series B 100, 123-139. [全文]
(2023年)
- 早坂寿人・笹川啓:第3回国連地名専門家グループ会合報告.国土地理院時報,136集,45-47.DOI:10.57499/JOURNAL_136_04 [全文]
- 岩橋純子・遠藤涼:地震時地盤災害推計装置(SGDAS)の推計結果の定量的検証について.国土地理院時報,136集,33-43p.[全文]
- 遠藤涼・岩橋純子・中埜貴元:地震情報を用いた地震発生直後における土砂崩れ発生件数の多寡の判定条件. 日本地すべり学会誌,60(3),10-14.
(2022年)
- 岩橋純子・遠藤涼・中埜貴元:過去の地震時地盤災害発生箇所の4分の1地域メッシュデータ化.国土地理院時報,135集,69-74p.[全文]
- 岩橋純子・安藤明伸・西岡芳晴・川畑大作・白石喬久:コンピュータゲーム「Minecraft」を用いた仙台市上杉地区の地質に関する教材開発.地学雑誌,131(4),463-472.DOI: 10.5026/jgeography.131.463 [全文]
- Iwahashi J, Yamazaki D : Global polygons for terrain classification divided into uniform slopes and basins. Progress in Earth and Planetary Science 9, 33. DOI: 10.1186/s40645-022-00487-2 [全文]
- Yamashita N, Ishizuka S, Hashimoto S, Ugawa S, Nanko K, Osone Y, Iwahashi J, et al. : National-scale 3D mapping of soil organic carbon in a Japanese forest considering microtopography and tephra deposition. Geoderma, 406, 115534. DOI: 10.1016/j.geoderma.2021.115534 [全文]
(2021年)
- Mital U, Ahdi S, Herrick J, Iwahashi J, Savvaidis A, Yong A : A probabilistic framework to model distributions Vs30. Bulletin of Seismological Society of America. DOI: 10.1785/0120200281 [全文]
- Iwahashi J, Yamazaki D, Nakano T, Endo R : Classification of topography for ground vulnerability assessment of alluvial plains and mountains of Japan using 30 m DEM. Prog Earth Planet Sci 8, 3. DOI: 10.1186/s40645-020-00398-0 [全文]
(2020年)
- 岩橋純子・中埜貴元・大野裕幸:洪水氾濫時の湛水量をどう計算するか?―浸水シミュレーションデータを用いた検証例―.国土地理院時報,133集,33-40.[全文]
- Fujiwara S, Nakano T, Morishita Y: Detection of triggered shallow slips caused by large earthquakes using L-band SAR interferometry. Earth, Planets and Space 72:119. DOI: 10.1186/s40623-020-01239-6 [全文]
- Nakano T, Endo R, Ohno H, Iwahashi J: WATER AREA OBSERVATION EXPERIMENT USING OPTICAL SENSOR FOR EXTRACTING INUNDATION BOUNDARY AT NIGHT. International Archives of the Photogrammetry, Remote Sensing and Spatial Information Sciences, XLIII-B3-2020, 169-173. DOI: 10.5194/isprs-archives-XLIII-B3-2020-169-2020 [全文]
[ 過去に公表された論文等]
地理地殻活動研究センターにおける現行のテーマは、国土地理院研究開発基本計画に基づき設定されたものです。
地理情報解析研究室への電子メールでお問い合わせは、gsi-gia+1=gxb.mlit.go.jp(=を@にしてください)宛にお願いします。
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