時系列地理情報の利活用サイト
研究内容概要 国土地理院では、「国土変遷アーカイブ事業」として、国土地理院が保有する空中写真、旧版地図、地名等の地理情報を時間軸に沿ってデジタル化し、総合的な国土変遷アーカイブを作成してきました。現在は、「地理空間情報ライブラリー」のコンテンツのひとつとして、それらのデータを閲覧することが可能です。
本事業で整備された空中写真、旧版地図等の国土の歴史的変遷を時系列的に記録したデータを地理情報システム(GIS)で利用・解析等を行うことにより、防災、国土管理、都市計画のみならず、暮し、地域・環境、安全、インフラ整備の経済効果の再検証など、国民生活にかかわる領域における政策のための基礎資料となります。また、歴史的変遷を踏まえた地域の風土や文化に根ざした姿を示すことは、外国人へのアピール効果も期待でき、「観光立国」実現のための政策に寄与することができます。 本サイトは、上記のような時系列的にアーカイブされた地理空間情報を用いて実施した特別研究「国土の時系列地図情報の高度利用に関する研究(平成17~19年度)[PDF:16KB]」や国土交通省総合技術開発プロジェクト「高度な画像処理による減災を目指した国土の監視技術の開発(平成19~21年度)」で得られた成果や利活用手法、研究事例を示したものです。 下記より、ご希望のサイトへお進み下さい。 研究事例紹介≫ 時系列地理情報を過去の景観復元等に利用した研究事例を紹介します。
時系列地理情報の防災分野への利活用≫ 時系列地理情報を用いた、宅地耐震化推進事業に有効な盛土・切土分布の把握手法や、それによって得られた改変地形データ(盛土形状データ)から簡易に盛土の地震時の安全性を評価する手法について紹介します。
≫ 時系列地理情報を用いて土地(地盤)の履歴を把握することで、地震時の液状化や揺れやすさ等の地盤の災害脆弱性を分析した研究事例を紹介します。
問い合わせ先国土交通省 国土地理院 地理地殻活動研究センター 地理情報解析研究室
E-mail: gsi-gia+1=gxb.mlit.go.jp (=を@にしてください) |