時系列地理情報を用いた地盤の災害脆弱性把握
時系列地理情報を用いた地盤の災害脆弱性について ここでは、旧版地形図や迅速測図、空中写真アーカイブデータ、土地条件図等の時系列地理情報を用いて土地(地盤)の履歴を把握することで、地震時の液状化や揺れやすさ等の地盤の災害脆弱性を分析した研究事例を紹介します。
時系列地理情報を用いた土地の履歴と液状化発生地域との関係の把握地震による地盤災害と土地条件との関連 地震時における地盤災害や建物被害と土地条件(地形分類)との間には関連性があることが指摘されており、地形ごとに地震時の災害脆弱性をある程度把握することができます。ここでは、地震による地盤災害と土地条件(地形分類)との関連を分析した成果を紹介します。
・小荒井 衛・佐藤 浩・宇根 寛 (2007) :地震による地盤災害と土地条件との関連に関するGIS解析.国土地理院時報,第112集,pp.115-123.[ →全文(PDF:1.1MB) | 要旨] ・小荒井 衛・佐藤 浩(2009):地形分類とボーリングデータを活用した沿岸域の地震脆弱性に関するGIS解析. 沿岸域学会誌,vol.22,no.2,pp.49-61. 問い合わせ先国土交通省 国土地理院 地理地殻活動研究センター 地理情報解析研究室
E-mail: gsi-gia+1=gxb.mlit.go.jp (=を@にしてください) |