国土地理院で利用している主なSAR衛星

国土地理院で利用している主なSAR衛星

だいち4号

先進レーダ衛星のイメージ図
打ち上げ 2024年7月1日
設計寿命 7年
軌道高度 約630km
重量 約3トン
回帰日数 14日
アンテナサイズ 10m×20m×6.4m
観測波長 Lバンド
分解能 1~25m
入射角 8~70度
走査幅 35~700km
「だいち2号」の後継機として宇宙航空研究開発機構(JAXA)により打ち上げられました。「だいち2号」に比べ、観測幅が4倍になり地殻・地盤変動などの観測頻度が向上し、発災後の状況把握のみならず、異変の早期発見など、減災への取組において重要な役割を担うことが期待されます。

だいち2号

だいち2号のイメージ図
打ち上げ 2014年5月24日
設計寿命 5年(目標7年)
軌道高度 約630km
重量 約2トン
回帰日数 14日
アンテナサイズ 10m×3m(5枚構成)
観測波長 Lバンド(23.3cm~24.2cm)
分解能 1~100m
入射角 8~70度
走査幅 25~490km
「だいち」の後継機として宇宙航空研究開発機構(JAXA)により打ち上げられました。「だいち」に比べ、高分解能化、観測可能領域の向上、データ伝達能力の高度化などを実現し、より広域かつ効率的に国土管理、環境保全に役立てることができます。

だいち

だいちのイメージ図
打ち上げ 2006年1月24日
運用終了 2011年5月12日
軌道高度 約690km
重量 約4トン
回帰日数 46日
アンテナサイズ 8.9m×3.1m(5枚構成)
観測波長 Lバンド(23.6)
分解能 7~44m
入射角 8~60度
走査幅 40~70km
地図作成、災害状況把握、資源探査等を主目的とし、宇宙航空研究開発機構(JAXA)により打ち上げられました。高分解能の陸域観測データを全地球的規模で収集する地球観測衛星です。

ふよう1号

ふよう1号のイメージ図
打ち上げ 1992年2月11日
運用終了 1998年10月12日
軌道高度 約570km
重量 約1.4トン
回帰日数 44日
アンテナサイズ 12m×2.2m5枚構成)
観測波長 Lバンド(23.5cm)
分解能 18m
オフナディア角 35度
走査幅 75km
資源探査を主目的とし、宇宙開発事業団(当時)と通商産業省(当時)が共同で打ち上げた衛星。合成開口レーダーに加えて可視・近赤外域と短波長赤外域の2種類の光学センサーを搭載しています。