児童・生徒の地図作品展(徳島)
第24回(平成28年) 徳島地区 主催:徳島地理学会作品展の概要「児童・生徒の地図作品展」は、徳島県内の小・中・高の児童生徒が作成した地図類を募集し、優秀な作品を展示して、地理教育・地図教育の発展を図ることを目的に毎年11月末~12月初めに開催されています。 ![]() 審査員特別賞/国土地理院長賞 作品名:人口とコンビニエンスストアの店舗数の関係について 受賞者:徳島文理中学校 1年 中山 倖福、大濱 菜々子 作品主旨:わたしたちは、人口とコンビニエンスストアの店舗数の関係について調べてみることにしました。まず、人口と店舗数を調べ、ランキングにまとめました。次に、わたしたちの住む徳島を1とし、東京都の比較のグラフを作りました。最後に、鳥取を10として、都道府県別に割合を求め、それを面積に表すカルトグラムを作りました。これらのことにより、人口の多い都道府県ほどコンビニエンスストアが多く作られていることがわかりました。 ![]() 国土地理院長賞 作品名:いえから学校までのちず~なん歩でつくかな~ 受賞者:阿南市立今津小学校 2年 岩﨑 玲実 作品主旨:わたしの通っている今づ小学校は、ひなん場所になっています。もし、地しんがおきたらどうするのか、とう下校中の時はどうするのかを家ぞくで話し合い、学校か家か近い方ににげることにしています。それで、どこに何があるのか、どこがあぶないのかをかくにんしてみようと思いました。小学校までの地図を作り、何歩でつくかしらべました。歩きながらひょうしきやマンホールなどいろいろなものを発見しました。 ![]() (一財)日本地図センター理事長賞 作品名:落合集落(模型) 受賞者:徳島県立城ノ内中学校 2年 林 歩花 作品主旨:私は、三好市落合地区のテレビ放送を見て、映像の背景にとても感動して、多くの人に魅力を伝えたいと思いました。製作途中に材料が足りなくなったり、少し大きさがずれていたりして大変でしたが、立体の中をくり抜き、余分なパーツを組合わせる工夫をしました。模型からは落合の人々が、急斜面を上手に使い、狭い段々畑を耕す生活の様子がよくわかりました。 ![]() (一財)日本地図センター理事長賞 作品名:わたしの町の地図 受賞者:徳島市国府小学校 4年 後藤田 奈央 作品主旨:私は、学校、テニス、そろばんなどいろいろな所へ行くようになりました。自転車でどこに行けるのかきょう味が出てきて、私が住んでいる町の地図をかくことにしました。 ![]() 国土地理院四国地方測量部長賞 作品名:徳島市南部と周辺地域の立体模型 受賞者:徳島文理中学校 1年 上原 理恵子 作品主旨: 学校から見える山の名前を地形図で調べようとしたところ二つの問題がありました。第一に、徳島市が北緯34度で区切られていて園瀬川より南の様子が把握しづらいこと。第二に、山の峰が重なって見える場所は地形図を見てもわかりにくいことです。そこで、徳島市南部と隣接する地域の山の名前が一目できる立体模型を作りました。明治時代の様子も比較できるように工夫したので、地元の様子がより分かるようになりました。 ![]() 国土地理院四国地方測量部長賞 作品名:発見! 私の町 津乃峰と那賀川 受賞者:阿南市立津乃峰小学校 3年 谷本 莉乃 作品主旨:私は毎日、那賀川町から津乃峰町まで、いろいろな町を通って通学しています。社会科の授業で町探険をした時、私も毎日通っている気になるところを調べて見たいと思いました。特に私の家のある那賀川町と、小学校がある津乃峰町を探検してみると、違いがありました。地図に比べながら、その違いがよく分かり、いろんなことが発見できて、楽しかったですこの地図を作って、那賀川町と津乃峰町が今まで以上にもっと好きになりました。 ![]() 徳島県教育委員会教育長賞 作品名:乗ろうよ!!四国 受賞者:徳島文理中学校 1年 井本 直希 作品主旨:僕は、全国の人たちに「四国の魅力を知ってほしい。」「四国の列車を知ってほしい。」のような思いを込めてこの作品を作りました。『乗ろうよ!! 四国』をコンセプトとし、四国地図のなかに誰もがすぐにわかるようにたくさんの情報を欠きました。特に力を入れたのは「徳島からの所要時間変形地図」です。これは、徳島から各都市までの所要時間を四国の形になるようにした地図で自分で作成しました。ぜひ、この作品を見てください。 |