地域の安全安心マップコンテスト(京都)
第10回(平成28年) 全国地区 主催:立命館大学歴史都市防災研究所作品展の概要「地域の安全安心マップコンテスト」は、小学生が保護者や家族、地域住民、教員らと一緒に地域の安全安心について調べ、マップを作成することで地域の安全安心に対して関心を持っていただくことを目的に毎年8月末から作品を募集し、10月の表彰式を経て、12月まで作品展を開催しています。 ![]() 奨励賞/最優秀賞 作品名:校区安全マップ 受賞者:舞鶴市立倉梯第二小学校 6年 川北 千奈都 作品主旨:校区の危険箇所を自分自身で確認し、それを広めることでみんなが安全に生活できるようにと考え作成しました。みんなが覚えやすいように学校名の「くらはしだいに」を合い言葉にした標語を作ったり、こども110番のいえを一軒一軒確認したり、使いやすい安全マップを目指して作りました。取材中、たくさんの人に励ましの声をかけて頂き、地域のみなさんに守られていることを実感し、校区の良さを実感することができました。 ![]() 優秀賞 作品名:西陣中央安心安全マップ 受賞者:京都市立西陣中央小学校 2年 片岡 七紬 作品主旨:わたしがマップを作ったきっかけは、西陣のまちのことをもっとよく知りたかったからです。マップの中で、安全・注意・キケンのポイントを青・黄・赤のシールで貼り分けて、調べていくうちに、みんながキケンと思う場所には、見守り隊がいてくれたり、標識があったり、安全のための工夫がたくさんあるけれど、わたしが気付いた場所の中には、安全の工夫が少ない所もあったので、自分で注意して身を守ることも大切だとわかりました。 ![]() 入選 作品名:じしん、大雨、ふしんしゃなどのにげみちマップ 受賞者:三重大学教育学部附属小学校 2年 北川 英崇 作品主旨:通学で地震等の場合、具体的にどこへ逃げればよいか分からなかったので、このことが一目で分かるよう、マップを作成しました。現地へ行って、現在地毎に、どこの場所へどのルートで逃げるのが安全かつ一番近いかを調査し、また、逃げ場所への途中でも子供110番の家等で解決するなら、逃げ場所まで行く必要がないことが分かりました。マップ作成では、逃げ場所への4ルートを色別等にして、必要な情報が目立つようにしました。 ![]() 入選 作品名:交通安全MAP-御薗橋- 受賞者:立命館小学校 6年 平野 通永 作品主旨:御園橋の交通状況について調べまとめました。その中で自転車の利用が交通状況を悪くさせていることがわかりました。これからの自転車の利用をどのように考えていけばよいか注意深く見守っていく必要があると僕は思います。 ![]() 入選 作品名:府中町の安心安全マップ水のゆくえ 受賞者:広島大学附属小学校 5年 楳村 美空 作品主旨:二年前広島市で起きた土砂災害をきっかけに、「私の町は大丈夫かな」という思いでこの安全マップを書きました。私の町は海抜が近く、皆川のはんらんで多くの人が亡くなりましたが、今は町の川には沢山のパイプがあり、川の水が増えると違うところに流してくれます。私が伝えたかったことは、広島の人が協力してこの一つの町に暮らす人の命を一生懸命に守っているということで、次は広島県、日本中が安全になることを願っています。 ![]() 佳作 作品名:安全マップ~石積みの町坂本~ 受賞者:大津市立坂本小学校 6年 数野 穂乃香、鳥山 彩良、森本 悠月、松原 未來、飯野 穂乃佳 作品主旨:この作品は、3年生の地域学習を発展させて、児童会が中心となって作成したマップである。 ![]() 佳作 作品名:地域安全マップ 受賞者:北本市立中丸小学校 4年 渡辺 桜 作品主旨:夏休みという時間に余裕がある期間を利用し、普段生活している北本市立中丸小学校区を実際に歩いてみて細かな箇所を調べ、地域安全マップを作成しました。その結果、交通事故や事件に巻き込まれないためには、常に周りを意識することが最も大切なことだと思いました。このマップを通じて危険を回避する力が高められ、地域の方々とのネットワークを強めていくという考えが、共有できたら良いな、と思いました。 |