鳥取県児童生徒地域地図発表作品展
第18回(平成28年) 鳥取地区 主催:鳥取県地域社会研究会作品展の概要「鳥取県児童生徒地域地図発表作品展」は、県内の小・中・高・特別支援学校の児童生徒の地域に対する関心を喚起し、野外における観察の能力・洞察力・表現力を高め、同時に地図利用及び地図作成能力の向上を目的に、9月から12月に鳥取県内4カ所において開催されています。 ![]() 奨励賞/国土地理院長賞 作品名:ブラリ鳥取城下町 受賞者:鳥取市立美保南小学校 6年 山根 優月 作品主旨:社会科の授業で、碁盤の目のように道が垂直に交わる平安京について学びました。鳥取の町も城下町として同じように整備されている道があります。しかし、そうでない道もあり、なぜなのか調べてみることにしました。 ![]() 鳥取県教育委員会教育長賞 作品名:八東にのこしたい神社まつり 受賞者:八頭町立八東小学校 2年 西田 佳夏 作品主旨:わたしの住んでいるところには、3月のおわりにみこしでにわをねるはげしいお祭りがあります。このようなお祭りが友だちの住んでいるところでも行われているのか知りたくて調べました。じっさいにお祭りにさんかしたり、神主さんにお祭りについて聞いたりして調べると、きりんじしなどがでる文化ざいになっているお祭りもあるということが分かりました。春や秋など、お祭りが行われている回数やみこしがでるかどうかなどで色分けをして地図にまとめました。 ![]() 国土地理院長賞 作品名:「因幡三街道 古今物語 ~川内商人町の今昔~」 受賞者:鳥取城北高等学校 2年 地歴部(清田 さくら、岡川 史歩) 作品主旨:鳥取駅前の商店街は、江戸時代の鳥取城下、袋川の内側の町人地を中心に発展しました。地震や大火によって建物ほとんどは変わってしまいましたが、町割りは江戸時代の姿がそのまま残っています。商店街は徐々に川外に広がり、川内の商店街は活気を失ってきましたが、現在様々な取組が行われ新たな時代に入ってきています。 ![]() (公社)日本地理学会長賞 作品名:たびにでたくなる 鳥取鉄道スポット地図 受賞者:鳥取市立岩倉小学校 2年 本田 郷 作品主旨:ぼくは鉄道が大すきです。ぼくがよく行くえきや、まだ行ったことのない場しょを鳥取県の鉄道スポット地図にまとめました。 ![]() 日本地図学会長賞 作品名:山の手通りで、あげはちょうと三つば あおいをはっ見 受賞者:鳥取市立岩倉小学校 2年 奥村 空叶 作品主旨:地図を作ってみてくふうしたところは、ぼくが歩いた道がわかるように足あとスタンプをつけたところです。ぼくは、絵をかくことがすきなので、お寺とか三つばあおいやあげはちょうのか門とかを見ながらかきました。山の手通りには、お寺がたくさんあり、とうしょうぐうには、三つばあおいがさかさまの「さかさあおい」を見つけることができました。三つばあおいは、とうしょうぐうと大りん寺、あげはちょうは、ほうしん寺とこうぜん寺にありました。 ![]() 国土地理院中国地方測量部長賞 作品名:津ノ井校区 AEDマップ 受賞者:鳥取市立津ノ井小学校 3年 冨谷 奏多 作品主旨:津ノ井地区には、いろいろな種類の施設が集まっています。それを三年生になって習った地図記号を用いて表してみたいと思いました。合わせて、学校に設置されているAEDは、他にどんな場所にあるのかも知りたくて調べました。AEDはたくさん人が集まる場所にあることがわかりました。また置いていない施設も必要になった時は、置いてある施設から借りる約束をしているところもあることがわかりました。 ![]() (一財)地図情報センター理事長賞 作品名:くま出没マップin鳥取 受賞者:鳥取市立中ノ郷小学校 6年 柳谷 佳輝 作品主旨:テレビや新聞でクマの出没、被害のニュースが全国的に大きく取り上げられ、鳥取県のクマ出没状況を知るために地図をつくろうと思った。どれくらいの情報が集まるかわからなかったが、4月から8月までの58件の情報を集めることが出来た。クマの生息地や過去の出没件数は、今年より2010、2011年の方が非常に多かった。この自由研究を通して、クマと人間が共存できる環境が必要だと感じた。 |