神戸市小学校社会科作品展

第15回(平成28年) 神戸地区 主催:神戸市小学校教育研究会社会科部会

作品展の概要

「神戸市小学校社会科作品展」は、各学年の学習能力に応じ、身の回りの社会事象を歴史的視点・地理的視点・環境的視点などから考察し、多様な発想で表現することで、神戸市内の小学生が、社会科への興味関心を高めることを目的に毎年9月に開催されています。

作品:西神ニュータウン 大発見!! 大ぼうけん!!

奨励賞/国土地理院長賞

作品名:西神ニュータウン 大発見!! 大ぼうけん!!

受賞者:神戸市立美賀多台小学校 3年 桐谷 友

作品主旨:僕の住んでいる西神ニュータウンは、昔、山だったと聞きました。そこで、西神ニュータウンができる前とできた後の立体地図を作って、昔どんな場所だったのか今でも残っている場所がないかを調べました。一番頑張ったことは、立体地図を二つ作ったことです。この地図を見比べて、その場所に登ってみたり、探してみたりしたことで、西神ニュータウンのことをいっぱい知ることができて、とても勉強になりました。


作品:ピカ暗! 防犯チェック夜の照度

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:ピカ暗! 防犯チェック夜の照度

受賞者:須磨浦学園須磨浦小学校 6年 内藤 大智

作品主旨:学習塾の帰り、6年生なので夜遅くなることが多く、家までの帰り道、暗くて怖い道もありました。暗い道は、犯罪も起こりやすいのではないかと考えて、家の周辺の道の明るさを実際に測定することにしました。僕の区域は、昔ながらの地形で細い道が多く、縮図通りにすると照度の区別が描きにくかったので、道の幅を広めに作成しました。駅に近いので、割と明るめでしたが、枝分かれしているような道は、とても暗く、懐中電灯を持つなど、安全対策が必要だということがわかりました。


作品:47都道府県 大図かん

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:47都道府県 大図かん

受賞者:神戸市立神戸祇園小学校 4年 堤井 柚希

作品主旨:私は、学校で、日本地図を学び、47都道府県の形が楽しいなと、興味を持ちました。そこで、さらに調べてみました。各都道府県には、昔から伝えられてきた大切な伝統品や美しい自然の名所があることも知りました。また、その土地や気候に合った名産品が作られていて、全国に届け合っていることも知りました。私は、日本地図の学びを通して、日本の人々がつながり合ってくらしていることを知り、すごいことだと思いました。


作品:わたしの町の防災マップ

 

作品名:わたしの町の防災マップ

受賞者:神戸市立だいち小学校 3年 島田 華音

作品主旨:私の住む神戸市では、1995年1月17日に大きな地震が起きました。またいつこのような大地震が起きるかは、誰にもわかりません。町を探検しながら災害が起きた時に役立つ安全な場所や危険な場所を調べて、地図にまとめました。歩いて調べることで、今まで気づかなかった発見がたくさんありました。この防災マップをいざという時、安全に落ち着いて避難できるように活用したいです。


作品:石垣島&竹富島 大研究

 

作品名:石垣島&竹富島 大研究

受賞者:神戸市立桂木小学校 5年 米谷 愛香

作品主旨:夏休みに石垣島と竹富島に行って、いろいろな体験をしたり、見たり、聞いたりして、神戸との違いにびっくりしました。帰って、この島は、神戸市からどんな位置にあるのだろうと思い、地図に書いてみました。経線や緯線を引き、縮尺で距離を調べ、竹富島まで書いていきました。書いてみると、思ったより遠いんだなと思いました。地図を見ていると、小さな島1つ1つにも、魅力があって、大変なくらしがあるんだなぁと思いました。


作品:日本の古墳マップ

 

作品名:日本の古墳マップ

受賞者:神戸市立西山小学校 6年 村崎 春奈

作品主旨:社会科で古墳を学習して、古墳の数は、奈良県が一番多いと思い、調べてみようと思いました。まず、都道府県別に古墳の数を調べ、古墳のある場所には、地理的な理由があると思い、日本地図上に都道府県別に古墳のある場所にシールを貼って表現しました。それにより、東北3県と北海道の寒い地域は、古墳が少なく、沖縄県のように暑い地域は、古墳のないことなどがわかりました。


作品:知っ得★学園都市防犯防災マップ

 

作品名:知っ得★学園都市防犯防災マップ

受賞者:神戸市立東町小学校 5年 愛川 真生

作品主旨「もしも・・・」の時は、どうしたら良いかが気になり、僕の住む町の防犯防災マップを作りました。自転車で町中を周り、防火水そうやAED子ども110番の家など、見つけたものにわかりやすいマークを考えて地図上にまとめ、実際に危ないと感じたことも書き加えました。そうすることで、一目でわかりやすい地図になりました。子ども110番の家を探すのが大変でしたが、多くの地域の方に守られているということがわかり、うれしくなりました。