私たちの身のまわりの環境地図作品展

第26回(平成28年) 全国地区(旭川) 主催:環境地図教育研究会

作品展の概要

「私たちの身のまわりの環境地図作品展」は、小・中・高校の児童生徒を対象に、身のまわりの環境について関心を持ったこと、考えたこと、調査したことを地図にすることを通して、地図や環境に対する関心を深めてもらうことを目的に毎年10月に開催されています。

作品:我が町神楽岡の街路樹MAP

国土地理院長賞

作品名:我が町神楽岡の街路樹MAP

受賞者:旭川市立西御料地小学校 6年 藤井 昂冴

作品主旨:自分が住んでいる町の街路樹についてしらべました。この地図を作った後、普段自転車で通るプラタナス並木が今までと違って見えるようになりました。まさに「緑のトンネル」で、これを作った人たちはすごいなと思いました。思っていたよりもいろんな種類の木が植えられていたり、道幅の広さによって街路樹がある所とない所があることにも気づきました。街路樹の役割や樹木についていろいろ知ることができました。


作品:What's見沼田んぼ 見沼代用水とさいたま市MAP

国土地理院長賞

作品名:What's見沼田んぼ 見沼代用水とさいたま市MAP

受賞者:成城中学校 3年 下川 大翔

作品主旨:今回は3年目の地図であったので、今までとは違い地図の範囲を広くしてみたので、写真や説明などを入れるのが難しかったです。また、地図にも今回は土地利用について色分けをし、さらに見やすくしました。中学生最後にふさわしい作品になったと思います。


作品:カラスの生態と人間の暮らし -なぜカラスによる被害拡大-

北海道知事賞

作品名:カラスの生態と人間の暮らし -なぜカラスによる被害拡大-

受賞者:埼玉県立浦和高等学校 1年 太田 隼輔

作品主旨:この地図は、埼玉県さいたま市北区盆栽町の一部地域を表したものである。この地域は大宮公園の北側にあり、そこに住むカラスによるごみの被害が拡大している。今回の調査で、カラスは人間に慣れるとともに急激に数を増やしていることが分かった。にもかかわらず、カラス対策はあまり進んでいないところがほとんどであった。


作品:横浜中心部 カーシェアリング普及MAP

(公社)日本地理学会長賞

作品名:横浜中心部 カーシェアリング普及MAP

受賞者:筑波大学附属駒場中学校 2年 川端 輝

作品主旨:現在地球では、車から出るCO2など温室効果ガスによって、温暖化が進んでいる。そこで、今回CO2を大量に排出する車に焦点を当てた。車を個人で保有せず、ハイブリッド車など、環境に配慮した車を、時間に見合った料金を支払い、定期不定期に使用するカーシェアリングを利用する人が増えた。カーシェアリング用の車や、その充電施設はどこにあるのだろうと思い、調べた。


作品:国道12号旭川新道の合流 ウィンカーは右?左?

(公社)日本地理学会長賞

作品名:国道12号旭川新道の合流 ウィンカーは右?左?

受賞者:旭川工業高等専門学校 1年 大懸 遼一郎

作品主旨:この地図は、旭川新道に合流する時のウインカーの向きと、合流地点の交通量の多い所と少ない所の分布の違いを地図にしました。今回のきっかけは、家の近くに旭川新道に入る合流地点がありますが、ウインカーを右に出す車と、左に出す車があり、気になっていたので、調べました。今回は移動手段は全て自転車だったので、調べるために何十kmも移動したので、とても疲れました。


作品:放置自転車をやめよう in武蔵新城

(一財)日本地図センター理事長賞

作品名:放置自転車をやめよう in武蔵新城

受賞者:筑波大学附属駒場中学校 1年 尾石 智紀

作品主旨:放置自転車が新城には多いのでその多さを地図上に表現しました。これはという解決策はなかったけれどちゃんとした駐輪場が駅前にあるのにそれほど活用されていない現実が分かりました。


作品:地上5mを見上げると~杉並区浜田山の電線に溢れた風景~

(一社)地図調製技術協会長賞

作品名:地上5mを見上げると~杉並区浜田山の電線に溢れた風景~

受賞者:筑波大学附属駒場中学校 1年 松澤 泰健

作品主旨:あまりの電線の多さに驚いた。また、無電柱化率が海外はどこも先進国は100%に近いのに、日本は10%もないというのもおどろいた。五輪が近いので、東京だけでも20%程度にはしてほしいと思う。