しまね児童・生徒地図作品展

第7回(平成24年) 島根地区 主催:島根地理学会

作品展の概要

「しまね児童・生徒地図作品展」は、県内の小・中・高校の児童・生徒が地図への理解と親しみを深め、目的に応じた地図を作成する技術を正しく活用する能力を身につけることにより、地図利用の普及と向上を図ることを目的に、毎年11月に開催されています。

作品:カワはカワらない

国土地理院長賞

作品名:「カワはカワらない」

受賞者:島根大学教育学部附属中学校 1年 今尾佳弘

作品主旨:自分の家の近くにある川が、本当はもっと昔からあることが分かったから、いつから川があったか調べてみたくなった。パソコンを使い色を見やすくしたことと、同じ場所を時代別に同じ大きさで写したところを工夫した。


作品:来待地区名字分布マップ

日本地図センター理事長賞

作品名:「来待地区名字分布マップ」

受賞者:島根大学教育学部附属中学校 1年 山田敏大

作品主旨:同じ名字の人がどのくらいいるのかを知りたかったのでつくりました。工夫した点は人口に比例して円グラフの大きさを変えたところです。


作品:田和山史跡公園My歩数MAP

国土地理院中国地方測量部長賞

作品名:「田和山史跡公園My歩数MAP」

受賞者:島根大学教育学部附属中学校 1年 舟塚千敬

作品主旨:私がこの地図を作った目的は、私たちの身近なところに弥生時代の集落遺跡があることを知って欲しい、すばらしさを実感して欲しい、と思ったからです。私は史跡の名前をいわれただけではどんな史跡か分からないと思ったので、絵を描きました。


作品:松江市橋北地区における交通事故多発地点・予測マップ

島根地理学会長賞

作品名:「松江市橋北地区における交通事故多発地点・予測マップ」

受賞者:島根大学教育学部附属中学校 1年 田部主山

作品主旨:最近交通事故が増えてきたので、この地図を作製した。実際に道を通って、危険なところを調べたところを工夫した。


作品:全国外来生物分布

出雲科学館長賞

作品名:「全国外来生物分布」

受賞者:島根県立浜田高等学校 2年 木島卓哉

作品主旨:外来生物が全国にどのように広がっているかを分かりやすく見えるようにするために、地図を作製した。この分布図を見ると、持ってこられた地域だけでなく、全国に外来生物が広がっていることが分かる。外来生物をむやみに自然に放つとあっという間に広がることが分かった。


作品:学校のまわりの様子はどのように変わったか?

島根地理学会奨励賞

作品名:「学校のまわりの様子はどのように変わったか?」

受賞者:島根大学教育学部附属小学校 4年 南山琳咲

作品主旨:学校のまわりが昔どんな風になっていたのかを知りたいと思い調べました。くふうした所は、どこに何があるかがよく分かるように色分けをしたところです。


作品:学校周辺の今昔マップ

島根地理学会奨励賞

作品名:「学校周辺の今昔マップ」

受賞者:島根大学教育学部附属中学校 1年 南山友花

作品主旨:この地図を作った理由は、最近家の近くにあった水田が宅地化されて、家の辺りの水田がなくなってしまったので、昔と今がどれだけ変わったのか気になったからです。工夫した点は東西で昔との違いを比較したところです。


作品:芥川龍之介の愛した擬宝珠

島根地理学会奨励賞

作品名:「芥川龍之介の愛した擬宝珠」

受賞者:島根大学教育学部附属中学校 1年 川部知也

作品主旨:通学中見ている擬宝珠(ぎぼし)がどのあたりにまとまっているのか、なぜ擬宝珠が今、松江の橋にたくさんあるのか知りたかったのでこの地図を作製した。川の太さを太くして、川と橋を強調した。


作品:一級河川に囲まれた城東

島根地理学会奨励賞

作品名:「一級河川に囲まれた城東」

受賞者:島根大学教育学部附属中学校 1年 亀本晃平

作品主旨:ぼくの住んでいる町は城東地区と言って、松江城の堀川から宍道湖につながる川に囲まれた城下町です。斐伊川水系の一級河川に指定された川が5つあり、川どうしのつながりを調べてみたくなりこの地図を作製しました。あわせて川に架かる橋も自転車で探し歩き、竣工年を調べたり、出会った町の人に昔と今のお話を聞いたりしながら、新旧の施設等も書き込み完成させました。一級河川とそれにつながる橋の多さに着目してもらうために、橋に付けた番号と橋名を照らし合わせて楽しく見てもらえるように工夫しました。


作品:島根県の児童・生徒数~30年前との比較~

島根地理学会奨励賞

作品名:「島根県の児童・生徒数~30年前との比較~」

受賞者:島根大学教育学部附属中学校 1年 青木はるか

作品主旨:今、日本は子どもの数が減っているとよく聞くので、具体的にどれぐらい減っているのか知りたくて、島根県の児童・生徒数を調べました。30年前と比べて、どれぐらい減っているのか、市町村別に色分けして分かりやすくしました。