私たちの身のまわりの環境地図作品展

第22回(平成24年) 全国地区(旭川) 主催:環境地図教育研究会

作品展の概要

「私たちの身のまわりの環境地図作品展」は、小・中・高校の児童生徒を対象に、身のまわりの環境について関心を持ったこと・考えたこと・調査したことを地図にすることを通して、地図や環境に対する関心を深めてもらうことを目的に、毎年10月に開催されています。

作品:釧路石炭マップ2~歴史編~

国土地理院長賞

作品名:「釧路石炭マップ2~歴史編~」

受賞者:釧路市立城山小学校 4年 佐藤響希、丸藤ゆりあ他8名

作品主旨:春採湖に今も残る石炭車の歴史について学校の事務補棟方さんや炭鉱OBの佐藤さん、博物館の石川さんから聞いた話をもとに地図にまとめました。時間をかけて作ったのですごくきれいにできて大満足です。 


作品:忘れない 3.11 防災と生きる

国土地理院長賞

作品名:「忘れない 3.11 防災と生きる」

受賞者:埼玉県立浦和第一女子高等学校 1年 岩田夏実

作品主旨:思ったより避難所・給水所が多く、驚きました。万が一のときは、焦らず、身の安全を優先することが大切だと感じました。この地図を通し、「防災とともに生きる」大切さを身にしみて感じ、意識をより高められました。


作品:AKATSUKA QUEST 赤塚の歴史を探れ!

日本地理学会長賞

作品名:「AKATSUKA QUEST 赤塚の歴史を探れ!」

受賞者:筑波大学附属駒場高等学校 1年 岩本萌

作品主旨:実際に史跡を回ってみて、安全に回れるように、地図上に危険と思われる場所を示すとともに、興味を持って回れるように一つ一つにクイズや見どころ情報を「クエスト」という形で表した。小学生にはとっつきにくい「史跡めぐり」を、超人気ゲームに模した形にしたて、より興味を持ちやすくした点に注目してほしい。


作品:帰宅困難者にならないために -帰路の危険度MAP-

日本国際地図学会長賞

作品名:「帰宅困難者にならないために -帰路の危険度MAP-」

受賞者:埼玉県立浦和高等学校 1年 文野伶音

作品主旨:この地図は範囲がとても広い上、徒歩で調査をしなければならなかったので大変でした。地図は“細かく見やすく”を目標にしたつもりです。コンビニエンスストアやガソリンスタンドなどのマークを工夫しました。


作品:豊洲ビル風MAP

IGU-CGE議長賞

作品名:「豊洲ビル風MAP」

受賞者:筑波大学附属駒場中学校 1年 廣瀬郁希

作品主旨:ここ10年でビル風が強くなったので調べてみた。100cmの高さから紙を離し、飛距離を測った。2、3回行ない平均をとった。実際に計測してみると、どこがビル風が強いのかなどということが分かり、勉強になった。


作品:IT'S NOT ALL YOUR FAULT;A PSHS EARTHQUAKE RISK MAP

IGU-CGE議長賞

作品名:「IT'S NOT ALL YOUR FAULT;A PSHS EARTHQUAKE RISK MAP」

受賞者:PHILPPINE SCIENCE HIGH SCHOOL Tabora,CarisseMaria Betina 他7名

作品主旨:はじめに環太平洋火山帯を示した地図から地震の脅威について紹介し、段階的にズーム化し最終的には学校で地震が起こった場合どのように避難するかをわかりやすく示した地図になっています。


作品:さいたま緑のトラスト保全地 黒浜沼探鳥MAP

国立環境研究所理事長賞

作品名:「さいたま緑のトラスト保全地 黒浜沼探鳥MAP」

受賞者:東京農業大学第一高等学校中等部 1年 入交菜月

作品主旨:黒浜沼では県で観察される約320種類のうち130種もの野鳥を見ることができます。8ヘクタールほどのせまい沼の周辺になぜ多種の野鳥が集まってくるのか、どんな環境が好きなのかを調べました。


作品:ぼくの防災安全マップ~身を守る為に~

旭川市長賞

作品名:「ぼくの防災安全マップ~身を守る為に~」

受賞者:旭川市立西御料地小学校 5年 井口侃洸

作品主旨:災害に遭ったときの為にこの地図をかきました。僕が行動している範囲の地図です。避難しやすいように、道を色分けしました。住宅地の地図をかくのが難しかった。防災がテーマなので、目立つように赤と黒で縁取りしました。


作品:身の周りの防災 ~津波ハザードマップ~

日本地図調整業協会長賞

作品名:「身の周りの防災 ~津波ハザードマップ~」

受賞者:遺愛女子中学校 1年 長谷川智小佳

作品主旨:今回、津波ハザードマップを作ってみて、津波の危険性を改めて認識し、もし津波が来たときのことを考えることができました。また、このことについて家族で話し合うきっかけとなったので、良かったと思います。


作品:快適な自転車空間を!!

国土地理協会長賞

作品名:「快適な自転車空間を!!」

受賞者:成城中学校 1年 森本雄介

作品主旨:今回地図を作って、地元でも知らないことがたくさんあることに気づきました。特に横断歩道の位置や自転車横断帯がどこにどれぐらいあるか分からず、何回も現場に行き、じっくり調べました。また、いろいろな情報を1つの地図に見やすくまとめるのが大変でした。