児童生徒地図作品展

第18回(平成24年) 岐阜地区 主催:岐阜県図書館

作品展の概要

「児童生徒地図作品展」は、岐阜県内児童生徒の自主的な研究活動を奨励し、地図に関する興味や関心、活用能力を高めることを目的に10月から11月に開催されています。

作品:~これが蜂屋のたからもの~ 堂上蜂屋柿・宝の木・宝人マップ

文部科学大臣賞・岐阜県知事賞

作品名:「~これが蜂屋のたからもの~ 堂上蜂屋柿・宝の木・宝人マップ」

受賞者:美濃加茂市立蜂屋小学校 4年 野田花

作品主旨:校歌の中に、蜂屋柿は「千年もかわらぬ国の宝」と歌われています。その千年も大切にされてきた蜂屋柿の命ともいえる柿の木と作り手の技を一目で分かる地図に表したいと思いました。インタビューをした約50軒の蜂屋柿農家の方の思いもつまった地図になったと思います。約5000本の宝の木と宝人のわざを、これからも蜂屋中で大切にしていきたいです。


作品:がんばろう東日本!みんなの想いと共に宮城県東松島市復興ボランティア体験MAP

岐阜県教育長賞

作品名:「がんばろう東日本!みんなの想いと共に宮城県東松島市復興ボランティア体験MAP」

受賞者:岐阜大学教育学部附属小学校 6年 松永悠彦

作品主旨:今年のゴールデンウィークに、家族で初めて東北へボランティアに行きました。宮城県東松島市で、2日間活動してみて、被災地が元の状態にもどるまでにはまだ時間がかかり、ボランティアを続ける必要があると思いました。そして東北やボランティアの人たちを応援するメッセージや絵を、土のう袋に書いてくれました。僕が活動してきたボランティアの内容と、東松島市で見てきたことや調べたことを地図作品にして紹介しようと思いました。


作品:みんなのいえまで なんぽでいけるかな?

岐阜県教育長賞

作品名:「みんなのいえまで なんぽでいけるかな?」

受賞者:岐阜市立明郷小学校 1年 藤井元太

作品主旨:がっこうからぼくのうちまでは、いつもだいたい300ぽでいけます。すごくとおいともだちはなんぽかなとおもってしらべました。みんなのいえまであるいて、おもしろいものがいっぱいありました。いちばんとおいともだちは、422ぽもありました。


作品:岐阜のじまんたーっぷりマンホールマップ

岐阜県教育長賞

作品名:「岐阜のじまんたーっぷりマンホールマップ」

受賞者:岐阜市立岩野田北小学校 3年 深尾佐和

作品主旨:近所を回ってみたら、いろいろなしゅるいの絵のマンホールがあって、とてもひみつがありそうで楽しそうだったのでやることにしました。全部の市・町・村のマンホールの絵や記号がちがっていたのでびっくりしました。絵をいれると、そこの市・町・村の目じるしになるし、観光にきた人にアピールできるということが分かりました。


作品:岐阜市のコンビニマップ

国土地理院長賞

作品名:「岐阜市のコンビニマップ」

受賞者:岐阜市立徹明小学校 3年 武市ほのか

作品主旨:わたしは、コンビニをよくみかけます。そして、すぐに買い物がしたくなります。それで岐阜市にコンビニがどのくらいあるか知りたくて調べました。岐阜市にコンビニが117店もあってびっくりしました。全部の店に行って調べるのは、とても大変だったけれど、コンビニマップがかんせいして、とてもうれしかったです。


作品:日本全図 おだんご道中

日本地図センター理事長賞

作品名:「日本全図 おだんご道中」

受賞者:岐阜大学教育学部附属中学校 2年 成戸雪季

作品主旨:旅行で高山に行って、しょうゆだんごを食べた時に岐阜とは違う事に気づきました。岐阜と高山のだんごの違いは気候や風土が関係しているのではないかと不思議に思い、そこから全国のだんごを窓口に、地域の文化や気候の差を調べたいと思い、調べてみる事にしました。この地図を作っている上で、だんごを改めて見てみると、「おぉ」「へー」「ほぉ」と驚いたことがたくさんあったし、だんごと風土、文化生活との関係がとても深い事がわかりました。


作品:岐阜市街角ホッとベンチマップ

日本地理学会長賞

作品名:「岐阜市街角ホッとベンチマップ」

受賞者:岐阜大学教育学部附属小学校 3年 松居遼太朗

作品主旨:ぼくは、金か山に登ってつかれた時に、ベンチにすわって休けいしました。そのときに「街角ホッとベンチ」のプレートを見つけました。その後も街中でホッとベンチを見つけて、どうして作られたのか、どんなところにあるのかなどを調べました。ホッとベンチは、岐阜市民や観光客がホッと休けいをしたり、健康のために街中を歩けるようにというねがいをこめて作られたことがわかりました。たくさんの人にホッとベンチを知ってもらって、利用してもらえるようになればうれしいです。


作品:どこ?どこ?岐阜市の銭湯

岐阜地理学会長賞

作品名:「どこ?どこ?岐阜市の銭湯」

受賞者:岐阜大学教育学部附属小学校 5年 杉山阿依

作品主旨:わたしの家の周辺には、銭湯がいくつもあります。利用したことはあまりないけれど、私にとって銭湯は、よく見かける光景です。きっと、岐阜市内には、もっとたくさんあると思い、銭湯について調べることにしました。銭湯が10年位前から、どんどんへっているという事を知って、とても残念に思いました。銭湯は、入浴という目的だけでなく、人の社交の場や銭湯ファンのためのものでもあるので、なくならないよう、大切に守っていきたいです。