水準点の測量
水準測量水準測量は、水準点の標高を求める測量のことであり、レベル等による水準測量とGNSS標高測量があります。
1.レベル等による水準測量レベル等による水準測量は、標高の成果を有する水準点に基づき、水準点間の高低差を測定し、水準点の標高成果を得る測量をいいます。 2地点に標尺(長いものさし)を立て、その中間にレベル(水準儀)を水平に整置して、2つの標尺の目盛りを読み、その差から高低差を求める測量を直接水準といいます。この繰り返しで、水準点間の高さを求めます。精密な水準測量では、高低差を0.1ミリメートル単位まで計測しています。 レベル等による水準測量では、使用される測量機器は進化を遂げましたが、高精度に高さを求める基本的な測量方法は今も昔と変わっていません。レベルと標尺間の距離を等しくしたり、レベルの据え回数を偶数回にするなどの工夫をして誤差を小さくしています。
標尺は、数値の目盛りを直接読定するタイプとバーコードにより画像判読するタイプがあります。熱による膨張を小さくするため、目盛り部分にはインバール等の材質が使用されています。
2.GNSS標高測量GNSS標高測量は、電子基準点を用いたGNSS観測で得られる水準点の楕円体高とジオイド・モデル「ジオイド2024日本とその周辺」で算出されるジオイド高に基づき、基準点測量と同様の方式(スタティック法、セミ・ダイナミック補正の適用など)により、水準点の標高成果を得る測量をいいます。
GNSS標高測量は、レベル等による水準測量を用いるよりも容易でかつ作業を効率的に行えるため、公共測量などにおいて効率化、生産性向上が期待されます。 ※作業規程の準則のページ |

