最終更新日:2023年3月28日

水準点とは

水準点とは

国土地理院が管理する水準点は、一等水準点、二等水準点などがあり、全国の主要国道等に沿って約2キロメートル毎に設置しており、各地点の高さを測るための基準として利用されています。
一等水準点には、基本水準点、準基準水準点、一等水準点、一等水準交差点、験潮場附属水準点、一等渡海水準点及び一等道路水準点があります。
一等水準路線図

基準水準点

基準水準点は、特に地盤が強固な場所に設置されることが多く、柱石だけでなく、地中にも硬石標とクローム金属標があります。基準水準点は100~150キロメートル間隔に設置しており、全国に約80点あります。柱石の長さは1メートルになります。

 

一等水準点

一等水準点は、主に主要国道沿いに約2キロメートルに設置され、標石または金属標のものです。設置方式も周辺環境を考慮し、地上埋設式または地下埋設式のタイプがあります。
一等水準点(標石)の重さは、100キログラム以上の花崗岩です。

一等水準点 標石 一等水準点 金属標 一等水準点 マンホール内に設置したケース

この他の水準点

二等水準点には、二等水準点、二等道路水準点及び電子基準点(二等水準点)があります。