高さを求める歴史
西暦 | できごと | 測量機器 |
1611 | オランダのリッペレイが照準望遠鏡を発明 | ![]() 水盛台(水準儀) ![]() 平準儀(水準儀) ![]() カール・バンベルヒ 一等水準儀 ![]() カールツァイス3型 精密水準儀 ![]() ウィルドN3精密水準儀 ![]() ツァイス社製Ni002型 自動水準儀 ![]() ライカNA3003 電子水準儀 |
1640 | イギリスのガャセーニュが照準望遠鏡に十字線を付加 | |
1653 | 品川の玉川庄左衛門・清右衛門兄弟が玉川上水を建設。 水準測量は夜間に提灯を用いて実施 |
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1727 | 福田履軒が駿河国吉原駅から富士山の山頂を35.62136町(3847.5m)と測定 (現在の3776mは1926年の測定値) |
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1800 | 伊能忠敬が全国測量を開始 | |
1807 | フランスのブレストで近代的な験潮が始まる | |
1841 | ドイツのベッセルが楕円体定数を発表 | |
1852 | インドの測量局が世界の最高峰エベレストを8840mと測定 (現在の8848mは1954年の測定値) |
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1857~1860 | ヨーロッパで最初の測地(精密)水準測量がフランスで行われる。1864年に成果を出版 | |
1872 | 利根川河口に銚子量水標を設置し験潮を開始 | |
1873 | 隅田川河口に霊岸島量水標を設置し験潮を開始 | |
1875~1905 | アメリカで最初の大陸横断測地(精密)水準測量が行われる | |
1876 | 東京と塩釜間の近代的水準測量を実施 | |
1883 | 一等水準測量を開始、水準点の設置 | |
1884 | 東京湾霊岸島の測位観測から東京湾平均海面を決定 | |
1891 | 日本水準原点を設置 本格的な潮位観測を開始(串本・外浦・深堀・輪島・鮎川・高神の6験潮場) |
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1896 | ギョームがインバールを発明、精密水準標尺にも使用 | |
1910 | ツァイス社が水準儀に気泡合致式を採用 | |
1913 | 全国一等水準網の第1回測量を完了 | |
1914 | 水準点の成果を決定 | |
1924 | 一等水準測量にツァイス製3型精密水準儀及びインバール精密水準標尺を使用 | |
1928 | 日本水準原点の高さの値を改定(関東大震災による) | |
1949 | 測量法、同施行令の公布 | |
1950 | 西ドイツのツァイス社が自動水準儀を開発 | |
1953 | 一等水準測量にウイルドのN3型精密水準儀及び精密水準標尺を使用 | |
1969 | 「昭和44年度平均成果」を公表(北海道地方を除く) | |
1972 | 「昭和47年度平均成果」を公表 | |
1979 | 一等水準測量にNi002型精密自動水準儀の使用を開始 | |
1994 | 一等水準測量に電子レベルを使用 | |
2002 | 「2002年度平均成果」を公表 | |
2011 | 東北地方太平洋沖地震の発生に伴い、日本水準原点の高さの値を改定 関東から東北地方にかけて水準点の成果を改定(「測地成果2011」) |