いばらき児童生徒地図作品展(茨城)
第20回(令和元年) 茨城地区 主催:いばらき児童生徒地図研究会作品展の概要「いばらき児童生徒地図作品展」は、茨城県の小・中学生が身のまわりの環境や地域の姿を自ら観察・調査し、それらを地図として表現することにより、環境や地図さらには地域に対する関心を深めることを目的としています。11月から12月頃にかけて作品展が開催されています。 ![]() 奨励賞/最優秀賞 作品名:つくばタイムスリップ~小学校の人口を追え~ 受賞者:つくば市立島名小学校 5年 岩田 明香里、谷山 和輔、中川 航、安岡 賢之介 作品主旨:私たちの地図の見どころは、未来の小学校の人数や廃校になるところを予想したことです。現在と過去のデータをふまえ、未来のことを予想しました。このような作業は大変でしたが、やっているうちに楽しくなりました。また、地図にシートをかぶせてページをめくるごとに未来に進んでいき、年代ごとに比較できるようにしたり、小学校の写真を比較できるようにしたりして、考察にまとめました。私たちの地図をどうぞご覧下さい。 ![]() 優秀賞 作品名:私たちの通学路標識マップ!! 受賞者:常陸太田市立久米小学校 6年 後藤 美空、津羽 未来、和田 心寧 ![]() 優秀賞 作品名:古代水戸の史跡と神社の伝説マップ 受賞者:茨城大学教育学部附属中学校 1年 佐々木 あすか ![]() 優秀賞 作品名:つくばみらい市みらい平地区の変化 受賞者:茗溪学園中学校 2年 酒巻 薫 作品主旨:私は、過去と現在のみらい平地区の変化について調べました。その動機は、自分の住むつくばみらい市が全国の中でもトップクラスの成長率を出しているからです。いろいろな資料や航空写真を見比べると、その変化の様子と理由が分かりました。人口が増え住宅や学校などが作られていく反面、総合病院や郵便局のような人々の暮らしに欠かせないものが不足していることなど、自分の暮らす街の発展と課題を知る良い機会となりました。 ![]() 優秀賞 作品名:研究学園地区の発展と課題 受賞者:茗溪学園中学校 2年 池田 歩雅 作品主旨:近年、研究学園地区は急速に発展しています。商業施設や住宅街などの新しい建物が急増し、公共機関も移転してきています。そこで、私が引っ越してきた5年前から現在までの発展によって、人々の生活がどれほど便利になったのかを調査してみました。しかし、実際に調査をしてみると、住民の要望に応えた街づくりができていないなど、課題が浮かび上がってきました。 ![]() 優秀賞 作品名:茨城 発電の現状~発電方法による分布の違い~ 受賞者:江戸川学園取手中学校 1年 望月 優作 作品主旨:8年前の東日本大震災以降、再生可能エネルギーについて注目が集まっています。そして、今までの発電の方法が見直され、風力発電や太陽光発電・水力発電など、茨城県では地形を生かした様々な発電が行われています。そこで、発電の方法と茨城県の地形をひとつの地図にまとめ、発電の現状を表しました。私たちにとって最も身近とも言える電気について、この地図を通して考えてみて欲しいと思います。 ![]() 優秀賞 作品名:牛久市の空き家マップ 受賞者:江戸川学園取手中学校 1年 和田 更紗 作品主旨:私の家の近所には、誰も住んでいないように見える家が何軒かあります。その家が今後どうなっていくのか興味を持ったことから、牛久市の空き家について詳しく調べようと思いました。牛久市の空き家の件数を地域ごとに調べて地図に表し、そこから分かったことをもとにして、自分なりに空き家問題への対策を考えました。この地図が、現在社会問題となりつつある空き家問題に向き合うきっかけになれたらうれしいです。 |