みんなでつくる地域の安全安心マップコンテスト

第12回(平成30年) 全国地区 主催:立命館大学歴史都市防災研究所

作品展の概要

「みんなでつくる地域の安全安心マップコンテスト」は、小学生が保護者や家族、地域住民、教員らと一緒に地域の安全安心について調べ、マップを作成することで地域の安全安心に対して関心を持っていただくことを目的に毎年8月末から作品を募集し、10月の表彰式を経て、12月まで作品展を開催しています。

作品:道後安全マップ

奨励賞/最優秀賞

作品名:道後安全マップ

受賞者:松山市立湯築小学校 3年 藤﨑 羚夢

作品主旨:2018年7月西日本ごう雨で、ひなん勧告が出たので、ひなんしました。その時に、いつもは安全な場所が土砂くずれを起こしたり、水があふれて危険でした。僕が住んでいる道後は、たくさんの観光客でにぎわう日本最古と言われる道後温泉があります。道後のどこが危険なのか、どこにひなんするのか、などを調べて、今後、災害が起きた時に参考になるように「道後安全マップ」を作りました。


作品:歴史と観光のまち紫野 -ユニバーサルデザインの視点から-

最優秀賞

作品名:歴史と観光のまち紫野 -ユニバーサルデザインの視点から-

受賞者:京都教育大学附属京都小中学校 6年 石浦 生吹

作品主旨:僕の住む紫野には、大徳寺や今宮神社などがあり、数多くの観光客が訪れます。その中には身体が不自由な人や外国人も見られます。僕は、これらの場所で、ユニバーサルデザインがどのように取り入れられているのかを調べ、周辺の店や交番などでインタビューを行い、マップにまとめました。このマップが紫野を訪れる人にとって、より安全に安心して観光を楽しめる手助けになることを期待します。


作品:京のまち安心安全くらべて!マップ~右京区・嵯峨と上京区・西陣~

入選

作品名:京のまち安心安全くらべて!マップ~右京区・嵯峨と上京区・西陣~

受賞者:京都市立西陣中央小学校 4年 片岡 七紬

作品主旨:わたしは嵯峨の小学校が、西陣の小学校とくらべて、自然が多く、広々としていることに、びっくりしました。でも広いと、たくさんの人が入れるけれど、移動するのが大変です。このマップで、同じ京都市内にある嵯峨と西陣という二つの学区をいろいろな方向からくらべてみることによって、一つの学区しか見ていないときよりも、それぞれの学区の良いところや良くないところ、また安心安全のポイントがよくわかるようになりました。


作品:わたしのまちの安心安全マップ

入選

作品名:わたしのまちの安心安全マップ

受賞者:京都市立朱雀第二小学校 3年 山下 さくら

作品主旨:私の町にある安心安全に関するものを色を分けてわかりやすくまとめました。中でも、とてもたくさんあった消火器・交通標識・こども110番の家などをシールで全部貼り表しました。今回調べてみて、私の町に消火器や防火バケツがとてもたくさんある事に初めて気が付きました。地域の人の防災に対する努力がとてもよくわかりました。このマップをたくさんの人に見てもらい、防災に役立ててもらえるといいなと思います。


作品:昔のことから学ぶハザードマップ

入選

作品名:昔のことから学ぶハザードマップ

受賞者:三重大学教育学部附属小学校 4年 北川 尚崇

作品主旨:西日本豪雨で、道路が川のように流れているニュースを見ました。その道路は、昔は川である事を後で知りました。そこで、自分の地域は、昔はどのような地形で、どのような災害があったのか調べて、地域が安全かどうかマップにまとめました。工夫した点は、昔の地形や活断層を調べて、今のマップにかいた事です。また、避難所が安全かどうかも調べました。昔のことを色々調べて、地域が安全安心か分かるようにマップを作成しました。


作品:Shelter around Kokutaiji2-chome Hiroshima city.

佳作

作品名:Shelter around Kokutaiji2-chome Hiroshima city.

受賞者:広島大学附属小学校 4年 吉村 悠希

作品主旨:比較的災害が少ない広島で、今年の夏に西日本豪雨が発生し、多くの犠牲者が私が住む広島市でも出ました。ここ数年、広島には多くの外国人観光客が訪れ、他の都道府県と違い、欧米の方がアジア圏の方よりも多く訪れていることを知りました。そこで、その人たちが言葉が分からなくても建物や場所を見ると一目で避難場所と分かる地図を作ろうと思い、家族でこの地図を作りました。


作品:ぼくのまちのあんしんマップ

佳作

作品名:ぼくのまちのあんしんマップ

受賞者:京都市立西陣中央小学校 1年 沼田 櫂里

作品主旨:あんしんな町は、人と人とがつながった町だと思います。あいさつをしてお話をしてたくさんの人とつながっていきたいです。ぼくは、あんしんな町づくりをこれからもつづけます。