三角点Q&A
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A2.標石を取り囲む石は、保護石といいます。標石を外的要因(車や草刈り機など)から保護する役割があります。
保護石は基本的に4個設置しますが、外的要因が少ない場合や設置が困難な場合は、設置個数を減らす場合や設置しない場合があります。
A3.柱石が傾いたり、無くなったりした場合に三角点を復旧するために、盤石を埋設しています。盤石が正常であれば、再測量(観測)を行わずして三角点を復旧できます。
柱石の十字の交点が、盤石の十字の交点の真上になるよう埋戻しすることで、三角点の復旧ができます。一等三角点には盤石の下に、さらに下方盤石が設置されており、盤石が無くなっても復旧を行うことができます。
Q4.三角点の標高は柱石の上面の高さですか?地表の高さですか?
A4.三角点の標高の値は柱石の上面の高さです。
A5.一~四等三角点は、国土地理院が基本測量で設置した位置の基準となる点です。1~4級基準点は、地方公共団体等が公共測量で設置した基準点です。
A7.どちらも国家基準点ですが、その目的と測り方が異なります。
三角点の目的は水平位置の基準とすること、水準点の目的は高さの基準とすることです。
詳細は こちら(三角点と水準点の違い)でご覧ください。
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