水平位置を求める歴史
西暦 | できごと | 測量機器 |
645 | 大化の改新の地籍測量(班田収授法を施行) | ![]() エーデリン式基線尺 ![]() カーバンベルヒ一等経緯儀 ![]() ジオジメーターNASM2型 ![]() VLBIアンテナ(つくば) ![]() 電子基準点 |
712 | 度量衡の整備(大尺・小尺制定) | |
875 | 天文観測開始(占星台建設) | |
1589 | 豊臣秀吉の太閤検地 | |
1617 | スネリウス(オランダ)、三角測量方式を開発 | |
1644 | 幕府、「正保国絵図」「正保城絵図」の作成を命令 | |
1649 | 幕府、「検地の制」を制定 | |
1666 | フランス、ルイ14世、カッシニ(イタリア)を招き子午線の弧長測量を命令 | |
1675 | イギリスのチャールズ2世、グリニッジ天文台設立 | |
1678 | 渋川晴海、江戸麻布で北極星によって緯度測定 | |
1717 | 将軍吉宗、享保尺制定(尺の統一) | |
1730 | シソン(イギリス)、セオドライト発明 | |
1744 | 江戸神田に天文台建設 | |
1761 | ジョン・ハリソン(イギリス)、クロノメータを製作 | |
1793 | 新しい長さの基準としてメートルを決議 | |
1795 | ガウス(ドイツ)が最小二乗法を発明 | |
1800 | 伊能忠敬、全国測量を開始(1821年「大日本沿海実測図」完成) | |
1831 | 幕府、国絵図の作成を命令(天保図絵図) | |
1841 | ドイツのベッセルが楕円体定数を発表 | |
1869 | 民部省に地理司戸籍地図掛を設置 | |
1870 | 東京・横浜間の鉄道建設のため英国人技師が測量を実施 | |
1872 | 日本初の三角測量の実施 | |
1875 | 内務省は関八洲大三角測量を開始 | |
1883 | 一等三角測量を開始 | |
1892 | 東京麻布に日本経緯度原点を設置 | |
1895 | 五万分の一地形図の作成を開始 | |
1907 | 柴崎芳太郎、剱岳測量 | |
1910 | 二万五千分の一地形図の作成を開始 | |
1913 | 全国の一等三角測量が終了(明治成果) | |
1923 | 日本初の空中写真測量(関東大震災直後の東京の空中写真を撮影) | |
1924 | 五万分の一地形図の全国整備がほぼ完了 | |
1928 | 日本経緯度原点の原点数値を改定(関東大震災による) | |
1949 | 測量法、同施行令公布 | |
1951 | 国土調査法公布(四等三角点設置開始) | |
1957 | 世界初の人工衛星打ち上げ成功(旧ソビエト連邦) | |
1964 | 人工衛星観測を開始(国土地理院、水路部、東京天文台) | |
1960年代後半 | 測量における光波測距儀の本格運用開始 | |
1974 | 精密測地網測量を開始 | |
1981 | VLBIの開発に着手 | |
1983 | 二万五千分の一地形図全国整備が完了 | |
1987 | GPSを導入 | |
1994 | 全国電子基準点整備を開始(2002年全国整備完了) | |
2002 | 測量の基準を日本測地系から世界測地系へ移行するための改正測量法の施行 | |
2011 | 日本経緯度原点の緯度・原点方位角を改定(東北地方太平洋沖地震による) |