数値地図25000(土地条件)
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数値地図25000(土地条件)について
更新情報
概要
数値地図25000(土地条件)は、防災対策や土地利用・土地保全・地域開発等の計画策定に必要な、土地の自然条件等に関する基礎資料を提供する目的で、昭和30年代から実施している土地条件調査の成果を基に、地形分類(山地、台地・段丘、低地、水部、人工地形など)についてベクタ形式でデータ化したものです。
整備内容
整備範囲・仕様等
整備範囲 |
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- 範囲1(VERSION1) 昭和38年から平成7年に整備された「土地条件図」のデータ及び昭和48年から平成9年に整備された「沿岸海域土地条件図」の陸域データになります。
地形分類数:自然地形47分類、人工地形10分類
- 範囲2(VERSION2) 平成8年から平成25年に整備された「土地条件図」のデータになります。
地形分類数:自然地形20分類、人工地形4分類
- 範囲3(VERSION3) 平成22年から平成24年に範囲1の一部について人工地形を更新したデータになります。
地形分類数:自然地形19分類、人工地形6分類
- 範囲4(VERSION4) 令和3年から整備中の「土地条件図」のデータになります。
地形分類数:自然地形24分類、人工地形4分類
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刊行年月日 |
令和7年2月3日 |
ファイル形式 |
- 範囲1~3(VERSION1~3) 地理情報標準プロファイル(JPGIS)Ver.2.1に基づくXML形式ファイル(GML)
- 範囲4(VERSION4) 地理情報標準プロファイル(JPGIS)2014に基づくXML形式ファイル(GML)
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データ内容 |
地形分類属性値を有するポリゴンデータ群 |
製品仕様書 |
製品仕様書_V1(PDF形式:891KB)
製品仕様書_V2(PDF形式:1,172KB)
製品仕様書_V3(PDF形式:599KB)
製品仕様書_V4(PDF形式:1,023KB) |
価格 |
- CD版 7,857円(税込)
- オンライン版 1区画 280円(税込)
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凡例
この凡例は「地理院地図」で表示される分類項目や配色を示したものであり、4種類の整備範囲(バージョン)の分類項目を統合したものです。
配色 |
分類項目 |
説明 |
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山地斜面等 |
山地または台地の縁などの傾斜地。 |
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崖 |
幅の狭い急斜面。 |
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集動地形
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地すべり(滑落崖) |
動きの緩急は問わず、山体の一部が土塊として下方に移動して形成された地形のうち、地すべり頭部にできた崖。 |
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地すべり(移動体) |
動きの緩急は問わず、山体の一部が土塊として下方に移動してできた地形のうち、すべった土塊の到達範囲。 |
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山麓堆積地形 |
斜面の下方、山間の谷底または谷の出口にあって、土石流や落石等によって形成された岩屑からなる緩斜面。 |
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台地の一般面
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台地(更新世段丘面) |
台地の一般面のうち、更新世に形成されたもの。 |
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台地(完新世段丘面) |
台地の一般面のうち、完新世に形成されたもの。 |
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台地(時代未区分) |
台地の一般面のうち、形成年代が特定できないもの。 |
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低地の微高地
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河川沿いの微高地 |
現在及び過去の河川沿いにあって、河川の洪水によって形成された微高地。 |
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砂州・砂堆・砂丘 |
砂州・砂堆は、現在及び過去の海岸、湖岸沿いにあって、波浪や沿岸流によって形成された、砂または礫からなる微高地。
砂丘は、現在及び過去の海岸、湖岸、河川沿いにあって、風によって運ばれた砂からなる小高い丘。 |
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天井川沿いの微高地 |
現在及び過去の河床が低地の一般面より高い河川に沿って形成された微高地。 |
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凹地・浅い谷 |
台地の一般面上にあって、相対的に低い地形、又は、砂州・浜堤上、砂丘上にあって、相対的に低い地形。 |
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低地の一般面
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扇状地 |
河川が山地から平地に移る場所にあって、主として砂礫からなる扇状の堆積地形。 |
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谷底平野・氾濫平野 |
山地や台地を刻む河川の堆積作用が及ぶ平坦地、及び河川の堆積作用により形成された広く開けた平坦地。 |
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海岸平野・三角州 |
過去の浅海堆積面が海退により陸化した平坦地、及び河川の河口部にあって、主としてシルト、粘土からなる平坦地。 |
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低地の微低地
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後背低地 |
河川の堆積作用が比較的及ばず、主として粘土や泥炭からなる沼沢性起源の低湿地。 |
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旧河道 |
谷底平野・氾濫原及び海岸平野・三角州上にあって、過去の河川流路の跡。 |
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瀕水地形
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河川敷・浜 |
堤外地のうち、高水時に冠水する部分、及び暴浪時に冠水する海岸の岩場、砂礫地。 |
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湿地 |
地下水位が地表面に対して著しく浅い土地。 |
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水部
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水部 |
河川、湖沼、海、貯水池などの水面。 |
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旧水部 |
湖沼、海、貯水池などを盛土、埋立、干拓等により人工的に陸化したもの。 |
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人工地形
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農耕平坦化地 |
山地などを切り開いた農耕地。 |
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切土地 |
山地、台地などの造成地のうち、切取りによる平坦地または傾斜地。 |
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高い盛土地 |
約2m以上盛土した人工造成地。主に海や谷を埋めた部分。 |
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盛土地・埋立地 |
山地、台地、低地及び水部に土を盛って造成された平坦地または傾斜地。 |
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干拓地 |
水部を干して陸地化した土地。 |
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改変工事中の区域 |
データ整備時に、人工的に地形の改変が進行中の区域。 |
土地条件図数値データ変換ツールV1.0、V2.0
このデータ変換ツールは、数値地図25000(土地条件)全国及びオンライン刊行のGML形式のファイルをシェープファイル(ESRI Shapefile)に変換する機能を有しています。
範囲1~3はv1.0をご利用ください。(平成22年・23年は、「範囲2」及び「範囲3」のみ変換できます。)
範囲4はv2.0をご利用ください。
※左クリックしてもダウンロードが進まない場合は右クリックから「名前を付けてリンク先を保存」を選択してください。
稼動条件:
- OS: Microsoft Windows 10
- Java: Windows 版 Java Runtime Envirnment(JRE) Version 6 Update21 以上
推奨環境:
- CPU:Intel CoreDuo 2.8GHz 以上
- メモリー:2GB 以上
- ディスプレイ: 解像度 1024×768(TrueColor)以上
その他
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