公共測量から除外される測量

公共測量から除外される局所的測量または高度の精度を必要としない測量の範囲は、次のとおりです。
[1]建物に関する測量

[2]1/100万未満の小縮尺図の調製

[3]横断面測量

[4]小規模な測量
 (1)7km2(北海道は10km2) 未満の三角測量、地形測量、平面測量で、かつ基本測量または公共測量によって設置された基準点を2点以上使用しない測量
 (2)路線長が 6km(北海道は10km)未満の多角測量で、基本測量または公共測量によって設置された基準点を2点以上使用しない測量
 (3)路線長が10km未満の水準測量で、基本測量または公共測量によって設置された水準点を2点以上使用しない測量
 ただし、既に実施された公共測量に追加する測量、または公共測量成果を修正するために行う測量は公共測量に含まれます。

[5]高精度でない測量
 (1)三角測量では、三角形の角の閉合差90秒または辺長較差がその辺長の1/2000の測量
 (2)多角測量では、座標の閉合比が1/1000の測量
 (3)水準測量では、閉合差5cm(Sは、km単位の路線長)の測量
 (4)地形測量、平面測量および地図調製では、図上で平面位置の誤差が2mm
 ただし、誤差の許容限度が次の値をこえる測量。ただし、既に実施された公共測量に追加する測量、または公共測量成果を修正するために行う測量は公共測量に含まれます。