札幌市児童生徒社会研究作品展

第36回(平成27年) 札幌地区  主催:札幌市教育地図研究会

作品展の概要

「札幌市児童生徒社会研究作品展」は、札幌市の児童生徒の社会的なものの見方や考え方を育てると共に表現する力を高めるために、自由研究を中心に社会科・生活科及び総合的な学習の時間等の内容を生かした作品を募集し、将来のよき札幌市民・北海道民の育成につながることを願って、毎年9月から10月に開催されています。

作品:なぜうどんは香川、ラーメンは札幌なの?

奨励賞/国土地理院長賞

作品名:なぜうどんは香川、ラーメンは札幌なの?

受賞者:札幌市立山の手南小学校 4年 中原 玄

作品主旨:「どうして讃岐うどんや札幌ラーメンは、こんなに人気なの?」ラーメン工場の見学や祖母が送ってくれた讃岐うどんを食べながら、そんな疑問がわいてきました。地図帳で地形や気候を調べると分かりました。おいしさの秘密は「水」にあったのです。インタビューでは、うどんづくりに込められた熱い思いを知ることができました。そんな「自然の力」と「人の力」でできたおいしいうどん。そしてラーメン。今日も感謝していただきます。


作品:こうえんいっぱい!!わたしのまち

札幌市教育長賞

作品名:こうえんいっぱい!!わたしのまち

受賞者:札幌市立山の手南小学校 1年 山﨑 真奈

作品主旨:わたしは、なつやすみにこうえんしらべをすることにしました。

あさ、パパとラジオたいそうにいったあと、じてん車でいきました。山の手と宮の森で、ぜんぶで22こありました。こうえんでは、いっぱいあそんだり、あさごはんをたべたりしてたのしかったです。でも、とおいこうえんにいくのがたいへんでした。

いえでは、ちずや文をがんばってかきました。いいじゆうけんきゅうになりました。


作品:日本二百名山すごろく北海道編

札幌市教育長賞

作品名:日本二百名山くごろく北海道編

受賞者:北海道教育大学附属札幌小学校 3年 榎本 光

作品主旨:私は、山登りをする祖父母にあこがれ、一緒に登っているうちに、山にきょう味をもつようになりました。

日本二百名山踏破に挑戦している田中陽希さんを知って、私も日本二百名山に登録されている北海道の山19座を調べようとしました。そして、みんなに楽しみながら山のよさを知ってほしいと思い、山すごろくを作りました。

学校の友達が山すごろくで一緒に遊んでくれたので、うれしかったです。


作品:篠路地区の今むかし調べ

札幌市教育長賞

作品名:篠路地区の今むかし調べ

受賞者:北海道教育大学附属札幌小学校 5年 宮森 創大

作品主旨:122年、僕の家は同じ土地に住んでいます。おじいちゃんが僕たち兄弟を宮森家の6代目と話していたことが自由研究のきっかけになりました。6代も住んでいる「篠路地区」の歴史について僕は何も知らなかったからです。昔のことを詳しく聞けるおじいちゃんは亡くなっています。ですから、おじいちゃんの持っていた本「篠路烈々布100年の歴史」と家の家系図と昔の地図を探して調べました。歴史があり、今がある大切さを学べました。


作品:手稲区の農業と旧中の川調査!

札幌市教育長賞

作品名:手稲区の農業と旧中の川調査!

受賞者:札幌市立稲積中学校 1年 逢坂 里歩

作品主旨:社会のレポートを何にしようかと悩んでいた時、母がスイカを出してくれました。私が、手稲区の農業について調べたのは、その時、社会科の先生が手稲区のスイカについて話していたことを思い出したからです。旧中の川を調べた理由は、家のすぐななめにあるということと、小学校の時の担任の先生が旧中の川の足洗い場は私たちのために要請してくれたことを思い出し、気になっていたからです。


作品:二十四軒の信号機

札幌市教育地図研究会会長賞

作品名:二十四軒の信号機

受賞者:札幌市立二十四軒小学校 2年 長谷川 佳音

作品主旨:信号機について調べようと思ったのは、信号の交換で、下に置いてあった信号の大きさに驚いたからです。

そこで、私の住んでいる地区には、「いくつの信号機があるのだろう」と思い、調べてみることにしました。

向き、形、種類がいろいろあることに気付き、地図では、横、縦、矢印、歩行者用に分けて工夫をしました。

また、警察署に行って、たくさんのことを教えてもらいました。いろいろなことが分かって、とても勉強になりました。


作品:灯台は海の道しるべ

札幌市教育地図研究会会長賞

作品名:灯台は海の道しるべ

受賞者:札幌市立手稲東小学校 6年 青野 友香

作品主旨:小樽日和山灯台の一般公開の時、中の見学と灯室に入ることができ、あの灯りを間近で見る体験をしました。海の上ではこの灯りが道しるべ。でも、GPSが発達している今、なぜ無くならないのか、と興味がわきました。

海上保安庁に直接行きいろいろお話を伺ったり、船の上から写真を撮ってみたりしました。洋式灯台の建設は、江戸条約で開港する時の国家プロジェクトだったことも分かりました。

目視で確認する灯台はまだまだ現役です!