私たちの身のまわりの環境地図作品展

第25回(平成27年) 全国地区(旭川) 主催:環境地図教育研究会

作品展の概要

「私たちの身のまわりの環境地図作品展」は、小・中・高校の児童生徒を対象に、身のまわりの環境について関心を持ったこと、考えたこと、調査したことを地図にすることを通して、地図や環境に対する関心を深めてもらうことを目的に毎年10月に開催されています。

作品:住宅地の防犯灯と照度

国土地理院長賞

作品名:住宅地の防犯灯と照度

受賞者:筑波大学附属駒場中学校 1年 原田 丈司

作品主旨:調べていて、全体的に見ると水平面照度は意外と高かった。しかし、街路樹が木でかくされたり、こわれたりすることでできる闇だまりや明るい所から暗い所へ行くときに感じる暗さなど心理的なもので暗く感じていると分かった。


作品:神楽岡公園、季節の草花MAP

北海道知事賞

作品名:神楽岡公園、季節の草花MAP

受賞者:旭川市立緑新小学校 2年 高田 もも

作品主旨:名前の分からない植物がたくさん生えていたので、花の図鑑で調べたり、緑の相談センターへ聞きに行ったのが大変でした。


作品:STOP! 路上喫煙

北海道知事賞

作品名:STOP! 路上喫煙

受賞者:埼玉県立浦和第一女子高等学校 1年 津久井 南帆

作品主旨:さいたま市の条例で路上喫煙禁止区域に指定されているJR浦和駅周辺の地図です。主に着眼したのは、条例がどのくらい啓発されているのか、また、どの程度条例が守られているのかという点です。工夫した点は、特に路上喫煙をしないでほしい場所に色をつけ、調査結果と合わせて地図で確認できるようにした点です。


作品:逆川変遷マップ

IGU-LUCC議長賞

作品名:逆川変遷マップ

受賞者:埼玉県立浦和高等学校 1年 伊藤 史晃

作品主旨:まず図書館や書店で、地形図や歴史について書いてある本を借りたり買ったりしてどこに何があったのか、どのような歴史的背景があるのかを調べた。次に自転車で実際にその場所に行き、歴史的証拠などを実際に確かめて写真に収めた。


作品:OM地帯を救え!!~下町を守る四くみ~

IGU-CHR議長賞

作品名:OM地帯を救え!!~下町を守る四くみ~

受賞者:成城中学校 2年 水谷 昂矢

作品主旨:川から建物や道路、橋の下を見ることは普段体験できないからとても面白かった。実際に話を聞いてみて、江東区は川の多い町だから水に対して細心の注意が必要だと分かった。


作品:二級河川新川水系琴似発寒川 水辺のすこやかさ調べ(水標)

国立環境研究所理事長賞

作品名:二級河川新川水系琴似発寒川 水辺のすこやかさ調べ(水標)

受賞者:札幌市立手稲東小学校 3年 村山 遥大

作品主旨:琴似発寒川の中には、魚だけでなく水生昆虫など多くの生き物が住んでいて、住んでいる魚や虫と川の環境がこうした生き物たちがたくさんいるきれいな川でいられるといいなと思いました。


作品:東へ移動する滝川 2005-2015

地図調製技術協会長賞

作品名:東へ移動する滝川 2005-2015

受賞者:北海道教育大学附属旭川中学校 3年 大懸 崇一郎、大懸 遼一郎

作品主旨:工夫した点は、矢印を目立たせるためにモノクロにしたところと、地図を写すときの道具として、衣装ケースの中に懐中電灯を入れてすかして写す方法を思いついたことです。町の人に話を聞く中で交通や駐車場、店の広さが原因で駅からどんどん離れていることが予想通りでした。