最終更新日:2016年7月20日

「測量の日」記念フェア2016開催報告

 平成28年6月7日、大阪合同庁舎第4号館において、「測量の日」記念フェア2016として第20回近畿地方測量技術発表会、パネル展、測量機器・システム展を開催し、181名の皆様にご来場いただきました。
 測量技術発表会では、「公共測量へのUAVの導入に向けた国土地理院の取組」(国土地理院測量指導課長:安藤暁史)、「土地家屋調査士業務の周辺からの話題」(土地家屋調査士:神崎泰幸氏)、「近接が困難な渓谷に架かる吊橋へのUAVによる点検手法の適用」(株式会社かんこう設計二課長:小柴友彦氏)、「オープンデータ・ビックデータを日常業務や非常時に生かすGISプラットホームの構築」(一般社団法人大阪府測量設計業協会顧問:一氏昭吉氏)、「現場管理と成果物作成におけるGISプラットホーム活用の試み」(株式会社淀川アクテス取締役:北原敬典氏)の5課題について発表が行われました。
 パネル展、測量機器・システム展(12団体出展)では、地理空間情報の利活用に関するパネル展示や最新の測量機器等の説明を熱心に見聞きしている様子が見られました。
 近畿地方測量部からは、床に展示した近畿地方の余色立体地図(縮尺10万分1)による空中散歩疑似体験コーナーや空中写真で見る大阪の変遷と題して年代別(戦後、昭和、平成)の空中写真の展示、地理院地図や各種主題図等国土地理院の保有する地理空間情報の紹介や、熊本地震災害や平成27年9月の関東・東北豪雨災害における取組やUAVで撮影した被害状況画像を会場内で放映するなど国土地理院の災害対応についての紹介を行いました。

会場にて多くの人が発表を聴いています

第20回近畿地方測量技術発表会

国土地理院測量指導課長による発表

発表風景

 

展示パネルを多くの人が見ています

パネル展の様子

参加企業が最新測量機器を展示しています

測量機器・システム展の様子