発災から60年 、「三六災害」を伝える自然災害伝承碑を新たに22基公開

【概要】

 国土地理院は、令和3年6月25日にウェブ地図「地理院地図」を更新し、新たに36基の自然災害伝承碑を公開いたしました。その中には、今年で発災から60年の節目を迎える「三六災害」を伝える自然災害伝承碑22基が含まれています。
 長野県内に設置されている「三六災害」を伝える伝承碑の公開は、既に公開されている2基と合せて24基となりました。
 ※三六災害を伝える「自然災害伝承碑」は、長野県以外では、岐阜県中津川市1基、静岡県沼津市1基を既に公開しています。
 
  自然災害伝承碑の詳しい情報につきましては、以下のウェブサイトをご覧ください。
  「自然災害伝承碑」 https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/denshouhi.html

図1 「地理院地図」掲載イメージ (長野県飯田市周辺の自然災害伝承碑)


「三六災害」とは

 昭和36年6月23日、梅雨前線の停滞に伴い、雨は降りだしました。台風6号が接近し、26日から集中的な豪雨へ変貌。翌27日には、わずか1日にして6月の月間平均雨量を超えるほどの雨量を記録。伊那谷の各所で土石流、がけ崩れ、堤防の決壊、大鹿村では山津波が集落を直撃しました。日本の土砂災害史上に残る大惨事です。 (三六災害60年HPから抜粋して引用)

写真1、2  「三六災害」発災当時の様子


「三六災害」を伝える自然災害伝承碑

 この大惨事から年月が流れ、発災から60年となるこの節目の年に、将来起こりうる大規模水害に備えるため、今一度「三六災害」を振り返り、その教訓を次世代に伝え、地域の防災力向上を目指す取り組みの一環として、国土地理院関東地方測量部では、三六災害60年実行委員会および関連自治体と連携し取組を進め、「三六災害」を伝える自然災害伝承碑を公開いたしました。

図2 長野県内の「三六災害」を伝える自然災害伝承碑



 
 令和3年6月25日に公開した「三六災害」を伝える自然災害伝承碑一覧 (PDF形式:31KB)


 ※三六災害60年の取組に関しては、以下のウェブサイトをご覧ください。
   三六災害60年 https://www.cbr.mlit.go.jp/tenjyo/36saigai60/index.html


 今後も「三六災害」を伝える自然災害伝承碑について、関係自治体と連携して調査を進めて参ります。

【問い合わせ先】

 国土地理院では、令和元年度から災害教訓の伝承に関する地図・測量分野への貢献として、過去の自然災害に関する石碑やモニュメントなど「自然災害伝承碑」をウェブ地図等に掲載しています。これにより、過去の自然災害の教訓を地域の方々に適切にお伝えするとともに、教訓を踏まえた的確な防災行動による被害の軽減を目的として、今後も全国の市区町村に情報提供を引き続き呼びかけ、自然災害伝承碑の情報を定期的に更新し、公開していきます。

 関東地方測量部管内の1都8県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県及び山梨県)の自然災害伝承碑の取組に関するお問い合わせは、国土地理院関東地方測量部防災グループまでお願いします。

 メールアドレス:gsi-denshou+kan10=gxb.mlit.go.jp(=を@にしてください)

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、以下のページからダウンロードしてください。