- 海洋研究開発機構高知コア研究所のイベント~未来へつなぐ自然災害碑からのメッセージを3Dデジタル技術で読み解こう!~
国立研究開発法人海洋研究開発機構の高知コア研究所は、小学生や中学生を対象に、南海地震をはじめとしたさまざまな災害の記録が刻まれる高知市の自然災害伝承碑等を3次元デジタルモデルやデジタル拓本などの最先端の技術を用いて、地震や津波の恐ろしさを学び、未来へ伝えようというイベント「ひらめき☆ときめきサイエンス 未来へつなぐ自然災害碑からのメッセージを3Dデジタル技術で読み解こう!」を開催しました。
イベントの報告(2024/11/17)(リンク先のウェブサイトは、国土地理院のウェブサイトではありません)
イベント当日の様子(海洋研究開発機構 高知コア研究所HPより)
- 都田協働センター「河西訓導殉職之碑を訪ねるノルディック・ウォーク」における活用
浜松市の都田協働センターでは、地域課題解決事業「河西訓導殉職之碑を訪ねるノルディック・ウォーク」が開催された。イベントでは、都田地区の史跡等を散策するとともに、水難事故を考える機会として、増水した都田川で都田小学校の児童を助けて亡くなった「河西哲英訓導」について、広く周知が行われた。

イベント当日の様子(浜松市提供写真)
- 一般社団法人災害伝承普及協会『自然災害伝承碑スタンプラリー』での活用
一般社団法人災害伝承普及協会では、ホームページで自然災害伝承碑を紹介するとともに、自然災害伝承碑を巡り、”自分の命をまもる力をつよくする”ことを目的に、「自然災害伝承碑スタンプラリー」を開催している。
自然災害伝承碑スタンプラリー(リンク先のウェブサイトは、国土地理院のウェブサイトではありません)

自然災害伝承碑スタンプラリーのポスター(一般社団法人災害伝承普及協会提供)
熊本市の肥後銀行本店にある肥後の里山ギャラリーでは、展覧会『島原大変肥後迷惑―「自然災害伝承碑」までの道のり―』において、先人が遺した災害への教訓、伝言を未来へ伝えるものの一例として、自然災害伝承碑が紹介された。また、展覧会に合わせて⾥⼭ギャラリー歴史・⽂化講座『「島原⼤変肥後迷惑」にみる災害伝承と復興政策』も開催された。
(会期は令和5年10月10日(火)~令和5年12月2日(土))

パンフレットと展示風景、里山ギャラリー歴史・文化講座風景
(肥後の里山ギャラリー提供写真)
土佐清水ジオパークでは、土佐清水市役所や市民団体と連携して、土佐清水ジオパークエリアにある自然災害伝承碑の調査を行い、その成果についてパネル展示や小冊子の作成を行った。このほかにも、地元小学校の地域学習で自然災害伝承碑を活用した防災ワークショップ等の取組を行っている。
土佐清水ジオパークHP(リンク先のウェブサイトは、国土地理院のウェブサイトではありません)
また、災害碑の位置をサイトマップに掲載し碑文の内容を閲覧できるようにしている。
土佐清水ジオパークのサイト一覧(リンク先のウェブサイトは、国土地理院のウェブサイトではありません)

土佐清水ジオパークHPより
- 神奈川県立生命の星・地球博物館の企画展示『箱根ジオパークにおける自然災害伝承碑の取り組み』での紹介
神奈川県立生命の星・地球博物館の『【ミニ企画展示】箱根ジオパークにおける自然災害伝承碑の取り組み』において、関東大震災から100年を契機に、箱根ジオパークエリアにおける自然災害伝承碑の活用に関する取組が紹介された。(会期は令和5年8月16日(水)~令和5年9月15日(金))
展示風景(神奈川県立生命の星・地球博物館HPより)
- 岩手県立図書館の企画展『幾歳経るとも要心あれ~地震・津波災害の記憶~』での紹介
岩手県立図書館の企画展『幾歳経るとも要心あれ~地震・津波災害の記憶~』において、日本で防災意識が大きく高まるきっかけとなった関東大震災、岩手県をはじめ三陸沿岸に甚大な被害をもたらした昭和三陸地震について、所蔵資料及び自然災害伝承碑が紹介された。(会期は令和5年8月5日(土)~令和5年10月9日(月・祝))
- 天草市立本渡歴史民俗資料館企画展『歴史資料でみる天草の災害展』での紹介
天草市立本渡歴史民俗資料館の企画展『歴史資料でみる天草の災害展』において、先人の遺した災害教訓を受け継ぎ、重要な役割を果たすものとして自然災害伝承碑が紹介された。(会期は令和5年1月28日(土)~令和5年3月19日(日))
展示パネルの一部
- 萩ジオパークのイベントにおける自然災害伝承碑の紹介
山口県にある萩ジオパーク推進協議会では、萩ジオパークフェア2022において、萩ジオパーク内にある自然災害伝承碑が紹介された。(開催は、令和4年3月13日(日))。

萩ジオパークフェア2022 トップページより

YouTube 【萩GPフェア2022】萩ジオパークフェア2022会場見学ツアーより
岩手県にある東日本大震災津波伝承館の企画展「碑文が語る三陸の地震津波」において、三陸地域に点在する自然災害伝承碑が紹介された。(展示期間は、令和4年6月18日(土)~7月18日(月・祝) )。
岩手県にある釜石市郷土資料館の企画展「津波記念碑」において、津波に関する自然災害伝承碑が紹介された。(展示期間は、令和4年3月3日(木)~令和4年5月8日(日))。
- 岩手県宮古市 道の駅「たろう」の道路情報館における紹介
道の駅「たろう」(岩手県宮古市)の道路情報館において、宮古市内の41基の自然災害伝承碑と国土地理院の取組を紹介するパネル(15枚)が展示された(パネル展示期間は、令和3年12月17日(金)~令和4年1月8日(土))。

展示風景
新潟県新潟市歴史博物館による博物館ニュース「帆檣成林(はんしょうせいりん)」(vol.52-2021年4月)では、新潟市内の自然災害伝承碑が紹介されている。
新潟市歴史博物館 博物館ニュース「帆檣成林(はんしょうせいりん)」(vol.52-2021年4月)(リンク先のウェブサイトは、国土地理院のウェブサイトではありません。PDF:2.28MB)

博物館ニュース「帆檣成林(はんしょうせいりん)」(vol.52-2021年4月)P5より
- 茨城県常総市地域交流センターにおける自然災害伝承碑パネル展示
常総市地域交流センターでは、平成27年9月10日の関東・東北豪雨での鬼怒川の決壊による洪水を受けこの経験を風化させないよう、常総市の水害について学べるコーナーが設置されている。そこには、水害等に関する過去の新聞記事や市内に登録されている自然災害伝承碑に関するパネルを展示しており、地域住民の防災意識の向上に貢献している。
- 神奈川県の県西地域ウォーキングガイドにおける自然災害伝承碑の紹介
神奈川県は、80種類以上の県西地域のウォーキングコースを設定し、ホームページで公開している。各コースの魅力を伝える「ウォーキングガイド」(No.51,53,55,57,70,76,83)では、自然災害伝承碑が写真付きで掲載されるとともに、国土地理院の自然災害伝承碑に関するホームページが紹介されている。
かながわ県西地域ウォーキングコース (リンク先のウェブサイトは、国土地理院のウェブサイトではありません)

神奈川県ホームページ(No.57 芦ノ湖西岸遊歩道コース)
- 箱根ジオパークのホームページにおける自然災害伝承碑の位置図の紹介
真鶴町、小田原市、南足柄市にある自然災害伝承碑は、箱根ジオパークのホームページにおいて、地理院地図における掲載が紹介されるとともに、その位置図を掲載している。また、自然災害伝承碑について、
地図を通じて伝えることは、地域住民による防災意識の向上に役立つものと期待されると、記載されている。
箱根ジオパーク(リンク先のウェブサイトは、国土地理院のウェブサイトではありません)
- 男鹿半島・大潟ジオパークのガイドブックや副読本における活用
秋田県男鹿市にある自然災害伝承碑は、男鹿半島・大潟ジオパークの
ガイドブックや副読本に紹介されるとともに、
防災教室やジオツアーにも活用されている。 副読本では、「過去に起こったつらいできごとから、
どんな教訓を学ぶことが出来るでしょうか。」と読者に問いかけている。
- 新旧の測量スポット探訪ウォーキングツアーにおける活用
測量に関する様々な史跡・施設や
自然災害伝承碑の測量スポットなどを辿り
その役割等を参加者に知ってもらうウォーキングツアーが令和元年11月に実施された。
- 秋田県能代市の「地元探訪まちあるき」における活用事例
能代市で定期的に開催されている「地元探訪まちあるき」において地理院地図に掲載されている
自然災害伝承碑(7カ所)を探訪するイベントを開催。現地ガイドもあり
参加者が地域を歩きながら自然と過去の災害情報に触れる機会を創出する。