平成30年度 防災アプリ審査委員会
|
優れた機能を持つ防災アプリケーションを選定
平成30年12月27日に学識者等による審査委員会を開催し、応募のあった防災アプリの中から、特に優れていると評価された防災アプリを平成30年度防災アプリ大賞に決定しました。また、災害時等のリスクコミュニケーション向上などの3つの観点からそれぞれ、防災アプリ賞を3つ選定しました。
審査委員会で選定した4つの防災アプリ
防災アプリ大賞
アプリ名称 |
SHS災害.info2018
|
応募者名 |
宮崎県立佐土原高等学校 |
概要 |
「より多くの人のために」を開発コンセプトに、全国の方に便利に使用して頂くことを目的としたもので、学習機能、ゲーム機能、災害機能の3つからなるアプリ
詳細はこちら[PDF形式:1.65MB] |
選定理由 |
・学習ゲーム機能など子どもたちの防災意識向上のための工夫が高い。
・前回のアプリと比べ、デザインやシステムが大幅に改善されている。 |
イメージ |
|
アプリ入手先 |
<Android・iOSアプリ>
•Android6.0以上
•iOS12.0(現在)
Google PlayApp Store |
防災アプリ賞
審査項目 |
リスク・コミュニケーション向上の観点 |
自助・共助の促進の観点 |
災害リスクのわかりやすさの観点 |
アプリ名称 |
防災EYE'S
|
MeetsWorld
|
高知県防災マップ
|
応募者名 |
斎藤 仁志 |
株式会社キットプランニング |
高知県 |
概要 |
避難情報を「みる」、気象情報・洪水情報を「みる」、ハザードマップを「みる」、災害をシミュレーションして「みる」など、防災を様々な角度から「みる」ことに特化したアプリ
詳細はこちら[PDF形式:322KB] |
訪日外国人がケガや病気、トラブル、災害などの様々な困った場面に遭遇した際にサポートする、「地域滞在中の生活ガイドブック」アプリ
詳細はこちら[PDF形式:467KB] |
高知県民を対象として、自宅や勤務先などの災害リスクを事前に把握し、災害時に迅速かつ的確な避難行動につなげてもらうために、様々な情報を公開しているWebアプリ
詳細はこちら[PDF形式:1.05MB] |
選定理由 |
•SNSと連動しており実用性が高い。
•災害関連のリスクを理解しやすい。
|
・外国人向けに防災情報を提供するアプリとして価値が高い。
・インバウンド対応として評価できる。 |
•避難所までの道のりを表示できる点が良い。
•災害を受けやすい当地の特性が踏まえられている。
|
イメージ |
|
|
|
アプリ入手先 |
<Webアプリ>
•WEBアプリであるため、制限なし
https://linkevery2s.github.io/bseyes/
|
<Webアプリ>
•Chrome(Android版)最新バージョン
•Safari(iOS版)最新バージョン
https://www.meetsworld.jp
|
<Webアプリ>
•Windows7/8.1/10
|
審査委員による総評
SHS災害.info2018は、災害弱者の観点から、らくらくスマートフォンのような画面で直感的でわかりやすい。また、ゲーム機能をはじめ、子どもなどの防災意識向上に役立つ多くの工夫がされているなど、前回作品から大きく改良されている。
審査の対象となったその他の防災アプリの概要
平成30年度防災アプリケーション審査委員会
平成30年度防災アプリケーション審査委員会 委員名簿
氏名 (敬称略) |
所属 |
委員長
目黒 公郎 |
東京大学教授 |
鈴木 康弘 |
名古屋大学 減災連携研究センター教授 |
瀬戸 寿一 |
東京大学 空間情報科学研究センター特任講師 |
沼田 宗純 |
東京大学 都市基盤安全工学国際研究センター准教授 |
林 正道 |
内閣府 政策統括官(防災担当)付 参事官(調査・企画担当) |
田中 雄章 |
消防庁 国民保護・防災部 防災課防災情報室長 |
小林 稔 |
国土交通省 水管理・国土保全局防災課長 |
酒井 雄一 |
茨城県 防災・危機管理部 防災・危機管理課 副参事 |
河井 繁樹 |
浦安市 総務部 危機管理監 |
審査委員会の様子
審査の様子
応募者によるプレゼンテーションの様子
審査委員長と受賞者のみなさま
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、以下のページからダウンロードしてください。
|