いばらき児童生徒地図作品展

第21回(令和2年) 茨城地区 主催:いばらき児童生徒地図研究会

作品展の概要

「いばらき児童生徒地図作品展」は、茨城県の小・中学生が身のまわりの環境や地域の姿を自ら観察・調査し、それらを地図として表現することにより、環境や地図さらには地域に対する関心を深めることを目的としています。11月から12月頃にかけて作品展が開催されています。

作品:水戸市の旧町名

優秀賞

作品名:水戸市の旧町名

受賞者:水戸市立渡里小学校 6年 小川 遼、五位渕 景大、小川 慧

作品主旨:
 僕たちは,昨年「水戸の歴史的人物」について調べました。その像の近くに,旧町名の石碑が建っていることを知り,その数や名前の由来について興味がわいたので調べたいと思いました。 町名には,その土地の地形や住んでいる人たち職業などが由来となっていることが分かりました。僕たちの住んでいる地域の歴史を知る上でも大変役に立ちました。


作品:茨城の防犯・防災・防疫の3防MAP

優秀賞

作品名:茨城の防犯・防災・防疫の3防MAP

受賞者:つくば市立島名小学校 6年 岩田 明香里、谷山 和輔、中川 航、安岡 賢之介

作品主旨:
 コロナウイルスが流行している今、僕たちは「3密」ならぬ、3防(防犯・防災・防疫)に関わる施設が、県内でどのように分布しているかを地図にまとめました。施設に対する人口を市町村別に計算し、その値から安全であるかを判断しました。3防の中で,「防」を満たした数に応じてセロハンを重ね、ランキングを作成しました。これを見て、満たせていない「防」があった所は、対策をうち、よりよい県になっていくといいです。


作品:わたしたちが住んでいるすてきな町

優秀賞

作品名:わたしたちが住んでいるすてきな町

受賞者:茨城大学教育学部附属小学校 3年 古川 陽菜、吉中 彩優奏、宮崎 陽奈望

作品主旨:
 私たちの住んでいる水戸の町は、偕楽園や弘道館など見所が多くあり、春には梅や桜が、秋には銀杏がきれいです。そんなすてきな町の中を私たちは、毎日歩いて通学しています。その通学路にタバコの吸いがらが多くおちている事に気がつきました。調べてみると、タバコは吸う人だけではなく周りの人にも悪いえいきょうがある事が分かりました。すてきな水戸の町を多くの人に知ってもらい、すてきな町を守るためにこの地図を作りました。


作品:常陸太田市の特産品を調べてみた! ~常陸秋そばが食べられるお店マップ~

優秀賞

作品名:常陸太田市の特産品を調べてみた!~常陸秋そばが食べられるお店マップ~

受賞者:常陸太田市立久米小学校 5年 窪谷 來春

作品主旨:
 私は、そばが大好きです。家族で出かけるとそば屋さんに寄ることも多いです。さらに、常陸太田市は常陸秋そばの有名な産地となっています。そこで、調べて地図を作ることにしました。調べて分かったことは、常陸太田市にはそば畑があることです。いろいろなそば屋さんに行ってみると、同じ常陸秋そばでもそれぞれちがう特ちょうがありました。より多くの人にこの地図を見てもらい、そばを食べてほしいです。


作品:久米小周辺の50年 ~今昔マップを使って~

奨励賞/最優秀賞

作品名:久米小周辺の50年 ~今昔マップを使って~

受賞者:常陸太田市立久米小学校 5年 川村 文美、黒羽 柚妃、平塚 世奈

作品主旨:
 3年生の時に国土地理院の出前講座で約50年前の写真を見て、今との違いに驚きました。そこで、50年前とどんな変化があるのか調べてみたいと思い、今昔マップを基にいろいろな方に話を聞いてまとめました。その結果、山や畑が減ったり、家や道路が増えたり、小学校や店の場所が変わったりしたことに気づきました。分からないこともありましたが、調べることは楽しいと思いました。多くの人に見ていただきたいと考えます。


作品:笠間焼の今昔マップ

優秀賞

作品名:笠間焼の今昔マップ

受賞者:茨城大学教育学部附属中学校 2年 佐々木 あすか

作品主旨:
 昔の笠間焼は、水がめなどの生活雑貨を中心に大量生産をしていました。しかし今では、自由な作風が生まれ、個性的な陶芸家が活躍しています。このように笠間焼について調べてみると、昔と今で窯元の様子や作っている製品が大きく変わっていることに気付きました。地図でみると、江戸時代や明治時代などの昔からの窯元は大規模で笠間市内に点在しており、戦後創業した窯元は小規模で団地などに集中していることがわかります。


作品:城里町のいのしし捕獲マップ 生態系のバランスを正常化させ農作物被害を減らせ!!人間VSいのしし

地図提供©ONE COMPATH 地図データ©INCREMENT P

優秀賞

作品名:城里町のいのしし捕獲マップ 生態系のバランスを正常化させ農作物被害を減らせ!!人間VSいのしし

受賞者:城里町立常北中学校 2年 鯉渕 双葉

作品主旨:
 城里町では、「いのししがとても多い!」ということを、ひと目で分かるように地図に表しました。工夫した点は、正確な捕獲数と数の多さを実感できるよう、いのしし型に切り抜いて貼り付けたところです。また、大字ごとに線で区切ること、川が境界線になっていることや学校や施設の集まっているところが分かり、地図っておもしろいと感じました。今後は、捕獲したいのししを山へ帰す取り組みができたらいいなと思います。