第41回(令和2年) 札幌地区 主催:札幌市教育地図研究会
作品展の概要
「札幌市児童生徒社会研究作品展」は、札幌市の児童生徒の社会的なものの見方や考え方を育てると共に表現する力を高めるために、自由研究を中心に社会科・生活科及び総合的な学習の時間等の内容を生かした作品を募集し、将来のよき札幌市民・北海道民の育成につながることを願って、毎年9月から11月に開催されています。
奨励賞/国土地理院長賞
作品名:揺れる北海道 核ごみのゆくえ
受賞者:札幌市立北辰中学校 1年 掛作 菜々美
作品主旨:
今年の8月、新聞のトップ記事で、「核ごみ最終処分場に寿都町が調査応募検討」の文字が目に飛び込んできた。「核ごみ」が私たちの住む北海道の大地に・・・と大きな衝撃を受けたと同時に、私たちの未来のために無関心ではいられない!
まず「核ごみ」について、しっかりと知らなければ!と思い、この自由研究を作成した。60年近く原発に頼ってきた日本の全国民が核ごみ問題に関心を持ち、行動を起こすことが一番大切なことだと思う。
北海道新聞社賞
作品名:北海道縄文遺跡群・世界へ
受賞者:札幌市立北辰中学校 1年 西村 真由
作品主旨:
豊かな自然と人間の共生の歴史。授業で縄文時代を学び、大昔から伝わる大切なメッセージを知りたくなって、世界遺産登録を目指す北海道の5か所の縄文遺跡群に自分の足で立ってみました。遺跡群では生きていくために協力する人々の努力ややさしさ、大自然に感謝し、地球環境を守る文化や心の大切さを学びました。世界遺産になったら世界中の人が遺跡群で立ち止まり、本当に大切なものを考えられる場所になったらいいな、と思います。
札幌市長賞
作品名:ブラアオイ~なぜクラークは北海道に来たのか~
受賞者:札幌市立西岡南小学校 5年 鵜野 葵伊
作品主旨:
ぼくは、今年の自由研究でクラーク博士について調べました。なぜ調べたのかというと今年は新型コロナウイルスの影響で遠い所に行くことができなくなったので家の近くで何か調べられるものはないかをさがしました。ぼくの家の近くには羊が丘展望台があるのでクラーク博士について調べてみようと思いました。クラーク博士は北海道に来て生徒に農業を教えたり、鮭の缶詰の製造方法を教えました。