平成29年度狩野川連合総合水防演習・広域連携防災訓練(報告)

平成29年度狩野川連合総合水防演習・広域連携防災訓練(報告)

 中部地方測量部は平成29年5月14日、中部地方整備局、静岡県等が主催し、静岡県三島市他で実施した「平成29年度狩野川連合総合水防演習・広域連携防災訓練」に参加しました。
 本演習・訓練は、狩野川流域における洪水被害、清水港における高潮被害を想定し、水防関係者の水防技能の向上と防災関係機関が相互に連携し複合型災害に対する防災体制を確立することを目的として実施されました。
本演習・訓練には、当部をはじめ国土交通省中部地方整備局、気象庁静岡地方気象台、陸上自衛隊第1師団、海上自衛隊、第三管区海上保安本部、静岡県、静岡県警察本部、静岡県消防防災航空隊、その他計49機関が参加しました。
当部は、メイン会場において副統監、演習副本部長として参加するとともに、展示ブースにおいて来場者に三島市周辺のアナグリフ(グレー)、静岡県のデジタル標高地形図等、防災に関連する展示物の説明や地理院地図の各種機能の実演を実施しました。
来場者からは、アナグリフや3D地図に対する関心が高く、「地形がわかりやすくなるので使ってみたい」、「地理院地図を使えば、スマホでも標高が分かる事が良い。WEB上でいろいろな情報を得られることがわかったので使ってみたい。」などの感想が寄せられました。

開会式  大型モニター
  開会式で整列する訓練参加者大型モニターに浸水範囲図を表示(DiMAPS)

 ヘリコプター   アナグリフ
自衛隊のヘリによる緊急物資輸送訓練余色眼鏡で三島市周辺のアナグリフを見る来場者

ブース  色別標高図
地理院地図で自宅周辺の標高や 静岡県の色別標高図を見る防災訓練
空中写真を確認する来場者に参加した中学生