地域連携により聖岳周辺の登山道調査を実施

地域連携により聖岳周辺の登山道調査を実施

 国土地理院では、登山者の安全安心の確保と地域の振興を図ることを目的に、地元自治体等の関係者と連携して登山道調査を行っています。
 中部地方測量部では、静岡県山岳遭難防止対策協議会静岡市支部(以下、静岡市支部)と連携して、聖岳周辺の登山道調査を行いました。

【現地調査の概要】
期間:平成28年8月2日(火)~4日(木)
調査者:静岡市支部事務局(静岡市中山間地振興課)
調査区間:聖沢~聖平小屋~聖岳~茶臼小屋~畑薙大吊橋(図-1参照)
調査方法:ハンディGPS機器2台を携帯して登山道を踏査し、修正に必要な精度を有する位置情報を取得。
  
 現地調査後、国土地理院でGPSデータの解析を行いました。現在の地理院地図に表示されている登山道の形状に違いがある箇所(図-2)が認められましたので、現在、地図データの修正を行っています。修正作業の結果は、公開準備が完了次第、地理院地図に反映される予定です。
 また、この場をお借りして、調査にご協力いただきました関係者の皆様にお礼申し上げます。

登山道調査の取組みの詳細についてはこちら
(登山道調査の記録)
 http://www.gsi.go.jp/kihonjohochousa/kihonjohochousa40023.html
 
聖岳登山道調査