平成28年度地理空間情報に関する中部地区防災担当者会議を開催

平成28年度地理空間情報に関する中部地区防災担当者会議を開催

 11月29日、当部主催による中部地区4県3政令指定都市の防災担当者を対象に「平成28年度地理空間情報に関する中部地区防災担当者会議」を開催しました。会議は、全体で計16名が出席し各議題に関する報告と活発な意見交換が行われました。本会議は、各団体の防災分野における地理空間情報の利活用事例を共有し、お互いに顔の見える関係を強化するとともに、防災業務に関する意見交換を行う場として、平成25年度から開催しており今回4回目となります。
 
議題
(1)災害時における国土地理院の取組(中部地方測量部)
  ・平成28年熊本地震及び台風9号及び11号、台風10号による災害時における国土地理院の取組について報告
(2)浜松市防災情報システムの紹介(浜松市)
  ・今年度から本格運用を開始した防災情報システムによる情報管理等を紹介
(3)災害情報の共有について(中部地方測量部)
  ・南海トラフ地震対策中部圏戦略会議において、中部地方測量部が幹事機関となった連携課題の「情報伝達の多様化・充実と情報共有の強化」に関する取組について報告
 
主な意見
災害情報提供に関しては「Web上での公開に限らず、誰もが自由にダウンロードできる等、2次利用をしやすい形態を期待したい」、防災情報システムに関しては「防災情報システムによる効果的な情報共有や情報取得・管理について詳細を知りたい」など、防災分野における地理空間情報の利用や、各団体の防災情報システムの導入、改善に向けた積極的な意見交換があり、相互の連携強化に繋がりました。

 
   
          会議の様子                 「災害時における国土地理院の取組」について
                                        報告する防災情報管理官

   
    「浜松市防災情報システム」について               意見交換の様子
        紹介する浜松市担当者