平成26年度地理空間情報に関する中部地区防災担当者会議

平成26年度地理空間情報に関する中部地区防災担当者会議

 当部主催により、中部管内の4県3政令指定都市の防災担当者を対象として、「平成26年度地理空間情報に関する中部地区防災担当者会議」を開催しました。会議には、すべての機関の防災部署から合計15名の出席をいただきました。
 議題として、まず、国土地理院から、「防災地理空間情報の活用に向けて」と題し、国土地理院が保有する地理空間情報を利用して防災対策に活用する具体的な方法、避難所の情報、ハザードマップなど防災に関する情報を活用し、災害時の避難誘導等を図るための防災アプリの機能向上や普及にむけた取り組みなど、これからのICTを活用して災害から命を守る社会を実現するための展望について、報告しました。
 次に、愛知県警察本部から、国土地理院と愛知県との協定(地理空間情報の活用促進のための協力に関する協定)に基づき、国土地理院から無償で提供した地理院地図キットと背景地図を利用して構築された、情報共有システムについて紹介をいただきました。
 その後、発表内容に関する質問、防災訓練の予定、防災アプリ、UTMグリッドの利用状況等について参加者による意見交換が行われ、活発な議論の場になりました。最後に、国土地理院から、来年度も引き続き会議の開催を予定していること、会議に関するアンケートを後日行うことについて協力を依頼し、会議を終了しました。
「防災地理空間情報の活用に向けて」について説明する応用地理部登坂環境地理情報企画官   会議の様子
「防災地理空間情報の活用に向けて」について説明する応用地理部登坂環境地理情報企画官   会議の様子