国土環境モニタリング

国土環境モニタリング

国土環境モニタリングについて


 国土地理院では、国土の環境を継続的に把握、監視し、国土の環境と開発に関する有用な情報を提供することを目的として、1995年から国土環境モニタリングを実施しています。 国土環境モニタリングでは、植生指標(NDVI)と呼ばれる植物の量と活力を表す植生指標データについて、1997年4月から2007年12月までの気象観測衛星NOAAのAVHRRセンサーが観測したデータ(空間分解能1km)から作成したデータの提供と、2004年4月から2012年12月までの地球観測衛星TERRAのMODISセンサーが観測したデータ(空間分解能250m)から作成したデータを提供しています。
また現在は、LANDSAT衛星の観測画像を用いた西之島やその他の火山噴火、大規模災害等のモニタリングを行っております。
米国航空宇宙局(NASA)/米国地質調査所(USGS)の地球観測衛星Landsat-8とLandsat-9が観測した衛星画像から、硫黄島沖(翁浜の南東付近)の噴火活動の様子が観察できます。
米国航空宇宙局(NASA/米国地質調査所(USGS)の地球観測衛星Landsat-8が観測した衛星画像を解析し、福徳岡ノ場の新島の形状、大きさ等を明らかにしました。
 西之島付近の噴火の様子について、米国航空宇宙局(NASA)/米国地質調査所(USGS)の地球観測衛星Landsat-8の搭載センサOLIが捉えました。
 一連の噴火活動にともなう新たな陸域部分や、噴煙が出ている様子が観察できます。
                   
Landsat8 パンシャープン画像表示例
2013年12月24日 2014年11月25日 2015年12月14日 2017年5月9日 2018年7月15日
西之島付近の噴火、Landsat-8、2013年12月24日 西之島付近の噴火、Landsat-8、2014年11月25日 西之島付近の噴火、Landsat-8、2015年12月14日 西之島付近の噴火、Landsat-8、2017年5月9日

衛星観測画像によるモニタリング事例

口永良部島の火山活動に関する情報 →口永良部島Landsat8観測画像(2015年5月21日(噴火前)、6月6日、7月24日)
MODISセンサが捉えた御嶽山の噴火(2014年9月)

植生指標(NDVI)データ

植生指標データについて
植生指標データのダウンロード
 空間分解能1kmの植生指標データ 1997年4月~2007年12月
 空間分解能250mの植生指標データ 2004年4月~2012年12月
250m植生指標データ イメージ図 (2012年)
2012年NDVI年間画像
 
250m植生指標データは、地理院地図から全国植生指標データ(250m)」として閲覧できます。
地理院地図での全国植生指標データ(250m)画像表示方法 :「地図の種類」→「土地の成り立ち・土地利用」→「全国植生指標データ(250m)」→(表示したい年をクリック)→(表示したい月をクリック)

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