いばらき児童生徒地図作品展

第15回(平成26年) 茨城地区 主催:いばらき児童生徒地図研究会

作品展の概要

「いばらき児童生徒地図作品展」は、茨城県の小・中学生が身のまわりの環境や地域の姿を自ら観察・調査し、それらを地図として表現することにより、環境や地図さらには地域に対する関心を深めることを目的としています。毎年11月~12月にかけて作品展が開催されています。

作品:くらしを支える土浦用水

審査員特別賞最優秀賞

作品名:「くらしを支える土浦用水」

受賞者:つくば市立桜南小学校 6年 池浦美野里

作品主旨:私の住むつくば市下広岡には、「土浦用水」という農業用水路があります。用水路の水は今も田畑の大切な水として活用されています。この用水路を調査して、揚水場の役割やサイフォンの仕組み、そして水路ができる以前のくらしについても知ることができました。地図などから分かる用水路の様子とともに、この用水路を作った人々、そして今も利用し守っている人々の努力を、もっと多くの人に知ってもらいたいと思い、作品にしました。


作品:つくば市はしっこ探検隊

優秀賞

作品名:「つくば市はしっこ探検隊」

受賞者:つくば市立竹園西小学校 3年 小西菜月

作品主旨:昨年秋に家族で筑波山に登った時に、ここがつくば市で一番高い”はしっこ”だと知り、じゃあほかの”はしっこ”ってどんな場所?看板とかあるの?など興味を持ちました。そこで、つくば市の東西南北と高低のはしっこと真ん中がどんな場所なのか探検することにしました。沼や川のそばだったり、住宅地だったり、ニホンタンポポがいっぱい咲いていたり、テントウムシだらけだったり…。おもしろい発見がたくさんありました。


作品:歩み続ける研究学園地区

優秀賞

作品名:「歩み続ける研究学園地区」

受賞者:つくば市立春日小学校 5年 渡邊雄樹

作品主旨:今年僕はつくば市に引っ越してきた。研究学園地区は現在開発が進んでいて日々進化している。つくば市のことをもっと知るために、大好きな地図を活かし、特に研究学園地区の今昔について調べてみた。僕は特に将来町作りに携わりたいと思っている。そこでこの地図に、僕の理想とする研究学園地区の未来についても考えて描いてみた。最先端の研究機関と豊かな自然が調和するつくば市を作れたらいいなと思う。


作品:ご近所Before After

優秀賞

作品名:「ご近所Before After」

受賞者:水戸市立緑岡中学校 1年 猿田葵生

作品主旨:自分が今の家に引っ越してきてから7年が過ぎた。この7年間に、家の近所の田畑や森が消え、家などが建ち並び始めている。もっと昔、この辺は、田畑や森がたくさんあり、のどかな風景が広がっていたのだろうと考えた。そんな中、国土地理院のHPで昔の地図を見ることができることを知った。そこで自分の住む地域の今昔を比べる地図を作成しようと思った。


作品:私の町のお宝探し 上河合町

優秀賞

作品名:「私の町のお宝探し 上河合町」

受賞者:常陸太田市立幸久小学校 3年 内桶真白
                        1年 内桶ひいろ

作品主旨:私はちいきのお宝さがしにさんかしてたくさんの古くからあるものがみじかな所にあることを知りました。小さな町なのにたくさんのお宝が色々なところにありもっと知りたいと思ったのでしらべて地図にまとめました。


作品:常陸のクニの古墳MAP

優秀賞

作品名:「常陸のクニの古墳MAP」

受賞者:石岡市立南小学校 6年 岡本美那

作品主旨:私と古墳との出会いは、父に、春と秋に公開している石室がある虎塚古墳につれていってもらったことでした。その石室を見て、大昔の人がこんなすばらしいものをつくることができたんだと驚きました。このことをきっかけに、もっといろいろな古墳について知りたいと思ったので、石岡市とその周辺の古墳を巡り、地図にまとめました。この地図づくりを通して、より郷土についての興味がわきました。


作品:水戸の城あとマップ

優秀賞

作品名:「水戸の城あとマップ」

受賞者:茨城大学教育学部附属小学校 3年 酒井紗綾

作品主旨:私の通う附ぞく小学校はむかし水戸城があったところにたっています。わたしのいる教室のあたりにごでんがあり、おとの様やおさむらいさんがいたのだとそうぞうするとわくわくします。もっと水戸城のことを知りたいと思い、まず水戸城のれき史を調べました。そして学校の周りをじっさいに何度も歩いて、水戸城の史せきや碑や像、あん内板を見てかくにんしました。そうして作った地図が「水戸の城あとマップ」です。


作品:あづマップ つながる街

優秀賞

作品名:「あづマップ つながる街」

受賞者:つくば市立吾妻小学校 3年1組 一同

作品主旨:社会科の「わたしたちのまち, みんなのまち」とつくばスタイル科の「紹介しよう!地域の自慢」の学習でまちを探検し、学級で地域の自慢となるものを紹介する地図を作成することにした。児童は、自分たちの住んでいる吾妻地区にあるたくさんの公園をつなぐ「公園通り」という遊歩道や, エキスポセンターやロボットなどたくさんの「未来の芽」に気付いた。「未来の吾妻」を予想し、自分たちの将来の姿に希望を持って地図に表現した。


作品:いばらき県の一とう三角点

優秀賞

作品名:「いばらき県の一とう三角点」

受賞者:茨城大学教育学部附属小学校 2年 甲野藤秀文

作品主旨:ぼくは、前に山にのぼった時に、大きな石を見つけました。お父さんからその石が三角点だと教えてもらいました。それで地ずを見たら三角点のマークがいっぱいのっているのに気がついて、いばらき県にある三角点をさがしてみようと思いました。三角点さがしで一ばんたいへんだったところは、牛久市の森の中にある三角点です。そこは、木も高くてササもあったからです。けれどもいっぱい三角点にいけたのでよかったと思います。


作品:わが町 日立市 No.1マップ

優秀賞

作品名:「わが町 日立市 No.1マップ」

受賞者:日立市立河原子中学校 2年 長尾百華、根本千歳

作品主旨:私たちの住んでいる日立市は、自然環境に恵まれ、昔から世界に誇れる技術、それを支える人たちにも恵まれています。その中で日立市のNo.1がどれだけあるのか疑問に思い、調べてみようと思いました。インターネット、新聞、郷土博物館、図書館などから情報を収集し、現地に行き、写真を撮るなどして、今回の地図を作成しました。そこから、世界一が一つ、日本一が七つ、県内一が一つあることがわかりました。ぜひ、日立市のNo.1を皆さんに知ってもらいたいです。