伽藍岳の地殻変動(2022年7月8日発表)
概要
2022年7月8日に噴火警戒レベルが1から2(火口周辺規制)に引上げられた伽藍岳について、だいち2号の観測データの解析結果を掲載しています。
最新の解析結果(2022年7月8日)【速報】
7月8日に観測された「だいち2号」の衛星SARデータによる解析を実施しました。
※衛星SAR干渉解析の精度は一般的には数cm 程度とされています。また、SAR衛星の観測条件が異なる場合、同じ地殻変動であっても、解析結果の見え方に違いが生じます。
※今回の結果は速報であり、より詳細な分析等により、今後内容が更新されることがあります。
※SARで用いられる電波は噴煙を透過するため、噴火中であっても火山の地形変化の状況を把握することができます。
※火口など急峻な地形では、斜面の傾斜と電波の入射角によって見かけの変動が生じる場合があります。
※本解析で使用したデータの一部は、火山噴火予知連絡会衛星解析グループの活動を通して得られたものです。
※GNSS補正には、国土地理院の電子基準点データの他、気象庁、防災科学技術研究所、海上保安庁、神奈川県温泉地学研究所、京都大学防災研究所、 産業技術総合研究所、東京大学地震研究所、九州電力株式会社のデータの一部を使用しています。
※対流圏補正には、気象庁数値予報格子点データを使用しています。
解析:国土地理院 原初データ所有:JAXA
〇参考資料
SAR 干渉解析の原理(PDF 形式:880KB)
非干渉(砂をまいたようなざらざらした模様)とは
SAR 干渉画像の誤差
ノイズレベルを超える変動は見られません。 詳細は添付資料をご覧下さい。

図 2021年12月10日~2022年7月8日の解析結果
※衛星SAR干渉解析の精度は一般的には数cm 程度とされています。また、SAR衛星の観測条件が異なる場合、同じ地殻変動であっても、解析結果の見え方に違いが生じます。
※今回の結果は速報であり、より詳細な分析等により、今後内容が更新されることがあります。
※SARで用いられる電波は噴煙を透過するため、噴火中であっても火山の地形変化の状況を把握することができます。
※火口など急峻な地形では、斜面の傾斜と電波の入射角によって見かけの変動が生じる場合があります。
※本解析で使用したデータの一部は、火山噴火予知連絡会衛星解析グループの活動を通して得られたものです。
※GNSS補正には、国土地理院の電子基準点データの他、気象庁、防災科学技術研究所、海上保安庁、神奈川県温泉地学研究所、京都大学防災研究所、 産業技術総合研究所、東京大学地震研究所、九州電力株式会社のデータの一部を使用しています。
※対流圏補正には、気象庁数値予報格子点データを使用しています。
解析:国土地理院 原初データ所有:JAXA
〇参考資料
SAR 干渉解析の原理(PDF 形式:880KB)
非干渉(砂をまいたようなざらざらした模様)とは
SAR 干渉画像の誤差
問い合わせ先
国土地理院測地部
宇宙測地課長
佐藤雄大 TEL029-864-4813(直通)
国土地理院地理地殻活動研究センター
地殻変動研究室長
宗包浩志 TEL029-864-6925(直通)
宇宙測地課長
佐藤雄大 TEL029-864-4813(直通)
国土地理院地理地殻活動研究センター
地殻変動研究室長
宗包浩志 TEL029-864-6925(直通)