年次報告（平成26年度）

　関西G空間フォーラム2014は、関西における地理空間情報についての現状を認識するとともに、産学官の間で共有化を図り将来を展望することを目的として開催されました。フォーラムには、主に関西地域の測量関連事業者、地方公共団体職員、研究者、学生などの産学官の地理空間情報の関係者延べ253名の方々にご参加いただきました。
　フォーラムは以下の内容で行われました。

• 合同シンポジウム
  • 第１部　第33回測量技術講演会
  • 第２部　第15回関西地域GIS自治体意見交流会
  • 第３部　パネルディスカッション「自治体の未来とGIS」
• 地理空間情報関連の機器・システム等の展示会

　各シンポジウムでは、関西地域のGISの取り組みについての紹介、情報交換などが活発に行われました。

 

 

 

日時：平成26年11月27日（木）9時30分から17時
場所：薬業年金会館（大阪市中央区谷町6-5-4）
主催：近畿地方測量部、（一社）地理情報システム学会関西支部、（公社）日本測量協会関西支部、（一社）大阪府測量設計業協会
協賛：（一社）日本写真測量学会関西支部
後援：大阪府、大阪市、（一社）京都府測量設計業協会、（一社）滋賀県測量設計技術協会、（公社）奈良県測量設計業協会、（一社）兵庫県測量設計業協会、（一社）和歌山県測量設計業協会、（公財）日本測量調査技術協会近畿ブロック委員会
 

　6月3日の測量の日に、「測量の日」記念フェア2014として、第18回近畿地方測量技術発表会、パネル展、測量機器・システム展を大阪合同庁舎第4号館2階会議室において開催し、150名を超える方々にご参加いただきました。
　測量技術発表会では、「標高改定について」（近畿地方測量部 防災情報管理官　石川典彦）、「データ整備・更新・利活用の取組みを振返って（過去11年間の成果と課題と展望 ）」（大阪府GIS官民協議会支援グループ　柗村一保氏）、「土地家屋調査士の測量－筆界線と登記手続－」（大阪土地家屋調査士会　井畑正敏氏）、「航空レーザー計測システムの導入と利活用」（株式会社かんこう　高原宏明氏）、「社会資本の維持管理に利活用する空間情報技術」（株式会社アスコ　西村芳夫氏）が測量技術に関する発表を行いました。
　パネル展、測量機器・システム展（8団体出展）では、地理空間情報の利活用に関するパネル展示や最新の測量機器等の説明を熱心に見聞きしている様子が見られました。近畿地方測量部では、地理院地図で見られる主題図や地理院地図3Dの使い方などをパネル展示しました。また、3Dプリンターで出力した立体模型も展示し、来場者は手にとって大阪城周辺の地形を確かめていました。

日時：平成26年6月3日（火）　12時から16時30分
場所：大阪合同庁舎第4号館2階 第1及び第2共用会議室（大阪市中央区）
主催：近畿地方測量部、（一社）大阪府測量設計業協会、大阪土地家屋調査士会
後援：大阪府、日本測量協会関西支部、「測量の日」近畿地区連絡協議会