民間活力を活用した技術開発

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国土交通省では、測量・調査から、設計、施工、維持管理・更新にいたる建設生産プロセス全体に「ICT(情報通信技術)の全面的な活用(ICT土工)」等の施策を建設現場に導入することによる建設生産システム全体の生産性向上を図り、もって魅力ある建設現場を目指す取組である「i-Construction(アイ・コンストラクション)」(国土交通省ホームページ)を推進しています。

官民研究開発投資拡大プログラム(Public/Private R&D Investment Strategic Expansion PrograM:通称PRISM(プリズム))とは、科学技術イノベーションの創出に向け、官民の研究開発投資の拡大等を目指して、平成30年度に創設された制度です。

国土交通省では、PRISMの施策としてi-Constructionの推進を行っており、国土地理院もその施策を推進する目的で参加しています。
PRISMに関する事業の実施にあたっては、国土地理院内に、産学官の外部有識者の意見を聴取するための「国土地理院PRISM運営委員会」を設置し、事業を達成するために必要な研究開発のテーマや結果の検証等を行っています。
ICTの技術進歩に伴い、測量分野でもUAV(Unmanned Aerial Vehicle 通称ドローン)を用いた写真測量およびレーザ測量地上レーザスキャナといった3次元計測技術による3次元測量データを取得するための測量技術が登場してきています。

国土地理院では、PRISM関連施策として、これら最新の測量技術を導入し、公共測量が実施できるよう、必要な精度が確保できることが確認できたものから順次測量技術マニュアル等を作成し、公表しています。


測量の生産性を向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト

国土地理院では、i-Constructionの推進のため、建設現場等における生産性向上に資する3次元測量及びSociety5.0時代のサイバー空間の基盤となる3次元地図整備並びに信頼性の高い衛星測位によるサービスを安定的に享受できる環境の実現に必須である電子基準点の維持管理等において、オープンイノベーションにより様々な分野の知見を結集することで生産性を向上させるための技術開発「測量の生産性を向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」を実施しています。

測量の生産性を向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト(R2年度)
測量の生産性を向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト(R1年度)

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