平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に伴う地殻変動を面的に把握

発表日時:平成23年3月17日 17時00分

地球観測衛星「だいち」が観測した合成開口レーダー画像の分析から、3月11日に東北地方太平洋沖で発生した地震に伴う地殻変動が明らかになりました。
牡鹿半島付近で最大3.5m以上の地殻変動を観測しました。
 地球観測衛星「だいち」(宇宙航空研究開発機構:JAXA)が2010年10月28日と2011年3月15日に観測した合成開口レーダー(PALSAR)画像を用いて分析を行ったところ、3月11日に東北地方太平洋沖で発生した地震(M9.0)に伴う地殻変動の面的分布の一部が明らかになりました。この分析には、電子基準点(GPS連続観測点)データも使用しています(資料1)。

 なお、今後観測されるデータを用いて、引き続き分析を行う予定です。

問い合わせ先

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番 国土交通省 国土地理院
  測地部宇宙測地課 課長    石原 操  029-864-4813(直通)
              課長補佐  唐沢 正夫 029-864-4801(直通)
地理地殻活動研究センター
   地殻変動研究室 室長    飛田 幹男 029-864-6925(直通)
              研究官   小林 知勝 029-864-6156(直通)

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、以下のページからダウンロードしてください。