最終更新日:2026年8月6日

「だいち2号」及び「だいち4号」の衛星画像解析による令和8年熊本地震に伴う変位境界(速報)

作成:2026年8月5日、更新:2026年8月6日  English version of this page

概要

だいち2号及びだいち4号の合成開口レーダー(SAR)データを用いて得られた令和8年熊本地震に伴う地殻変動データから、地表変位が不連続になる境界(変位境界)を判読しました。断層運動に伴って出現したと思われる変位境界が、熊本県上益城郡御船町大字高木付近から熊本県八代市平山新町付近にかけて約35kmにわたり確認できました。

SARから判読した地表変位

      
図1.SAR干渉画像と判読した変位境界(黒線)



図2.SARデータから判読した変位境界(黒線)と空中写真画像から判読した地表変位(地理情報解析研究室HPより)
  との比較


図3.SARデータから判読した変位境界(黒線)と現地写真


解析:国土地理院 原初データ所有:JAXA
※観測データは、地震活動SAR解析ワーキンググループを通して、JAXAから提供されたものです。

数値データ

変位境界の位置データ(暫定)[GeoJSON形式]
判読結果の位置は数10~100m程度の誤差を含み得るため、GIS等で利用・閲覧する際は、ズームレベル15以下での利用を推奨します。
※今回の結果は速報であり、ここに示す変位境界の位置は暫定的なものです。より詳しい分析により、今後内容が更新されることがあります。

判読に使用したデータ・判読方法

 「だいち2号」及び「だいち4号」のSARデータを用いた干渉SAR解析及びピクセルオフセット解析により得られた地殻変動分布から、変位の不連続箇所を判読しました。一部、変位の不連続が明瞭ではない箇所でも、線状に変位が急変する箇所については、断層運動に伴うものと判断しています。

〇参考資料
国土地理院の干渉SAR ホームページ

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問合せ先

国土地理院地理地殻活動研究センター
宇宙測地研究室長
小林 知勝 TEL029-864-4832(直通)