最終更新日:2026年3月31日

「だいち4号」を活用した全国の変動分布図を公開

国土地理院は、SAR※データを用いた最新の全国変動分布図(衛星SAR地盤変動測量成果)を3月31日に公開しました。これは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する衛星「だいち4号(ALOS-4)」のSARデータを活用した初めての測量成果です。


  • 国土地理院は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用するLバンド合成開口レーダー(SAR)による観測データを用いて、干渉SAR時系列解析(資料1)を実施し、2023年から全国の変動分布図(衛星SAR地盤変動測量成果)を公開しています。
  • 国土地理院では、これまで用いていたJAXAの衛星「だいち2号(ALOS-2)」の観測データに加え、2025年4月から定常観測運用が開始されたJAXAの衛星「だいち4号(ALOS-4)」(2024年7月1日打上げ)の観測データの活用に取り組んできました。
  • この度、2025年11月23日までのデータの解析が完了し、「だいち4号(ALOS-4)」を活用した初めての全国変動分布図を3月31日に公開しました。
  • この結果は地理院地図(ウェブ地図)から確認でき、火山活動や地盤沈下などによる地表の変動の様子が一目でわかります。
  • 合わせて、「衛星SAR地盤変動測量成果ダウンロードサービス」からこの結果の数値データを公開します。
  • この数値データは、「衛星SARによる上下変動測量マニュアル」とあわせて活用することで、都道府県等が行っている地盤沈下調査等における水準測量の作業量を削減し、より広域の変動が捉えられるなど効率化が図られることが期待されます。
  • 全国変動分布図(衛星SAR地盤測量成果)は、今後も新しく追加された観測データを含めて解析を行うことで、更新していきます。

    ※ SAR(Synthetic Aperture Radar 合成開口レーダー)は、人工衛星等から地表に向けて電波を照射し、戻ってきた電波を受信し、往復にかかる時間により地表までの距離を面的に観測する技術です。天候や昼夜の影響をうけにくいという特長があります。
JAXAの衛星「だいち2号」(ALOS-2)及び「だいち4号」(ALOS-4)と干渉SAR時系列解析結果

問い合わせ先

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番 国土交通省国土地理院
   測地部 宇宙測地課 課長      若杉 貴浩 TEL 029-864-4813(直通)
   測地部 宇宙測地課 課長補佐  雨貝 知美 TEL 029-864-6881(直通)

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