最終更新日:2025年3月14日

硫黄島の地殻変動(2025年2月2日~2025年3月10日)

概要

2025年1月28日頃から翁浜沖で噴火が発生している硫黄島について、だいち2号及びだいち4号の観測データを使用し、解析を実施しました。
  • SAR強度画像では、翁浜沖の噴火に伴う噴出物とみられる反射強度の強い領域は確認できません(白破線)(図1)。

「だいち2号」及び「だいち4号」観測データによる解析結果 【速報】(2025年3月14日更新)

強度画像
「だいち4号」によるSAR強度画像(2025年3月10日)

図1 「だいち4号」によるSAR強度画像(2025年3月10日)


翁浜沖周辺の拡大図(2025年2月2日からの変化)
SAR強度画像(2025年2月2日からの変化 2025年2月2日~2025年3月10日)
図2 「だいち2号」及び「だいち4号」によるSAR強度画像(2025年2月2日~2025年3月10日)

「だいち4号」(ALOS-4)の観測データは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)との協定に基づき実施する初期校正検証活動の一環として得られたものです。
「だいち4号」は、初期校正検証運用を2025年3月末頃まで行ったのち、全国の定期的な観測とその観測データの提供を開始する予定です。
詳細は、JAXAのウェブページ「先進レーダ衛星「だいち4号」(ALOS-4)の初期校正検証運用の経過について」をご覧ください。


解析:国土地理院 原初データ所有:JAXA

※詳細な分析等により、今後内容が更新されることがあります。
※SARで用いられる電波は噴煙を透過するため、噴火中であっても火山の地形変化の状況を把握することができます。
※火口など急峻な地形では、斜面の傾斜と電波の入射角によって見かけの変動が生じる場合があります。
※「だいち2号」の観測データの一部は、火山噴火予知連絡会衛星解析グループの活動を通して得られたものです。
※「だいち4号」の観測データは、初期校正検証活動のためJAXAより提供を受けたものです。

〇参考資料
SAR 干渉解析の原理(PDF 形式:880KB)
衛星進行方向と電波照射方向による見え方の違い(PDF形式:100KB)
国土地理院の干渉SAR ホームページ
強度画像とは

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問い合わせ先

国土地理院測地部
宇宙測地課長
栗原 忍 TEL029-864-4813(直通)

国土地理院地理地殻活動研究センター
地殻変動研究室長
宗包浩志 TEL029-864-6925(直通)

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