最終更新日:2016年7月7日

平成28年度九州地方測量部が講演した講演会状況

平成28年度九州地方測量部が講演した講演会状況

2016年(平成28年) 

平成28年度「地理空間情報技術セミナー」(平成28年7月7日)

 九州地方測量部は、(公社)日本測量協会九州支部が福岡市内で開催した「地理空間情報技術セミナー」において講演を行いました。
このセミナーは、測量計画機関、測量作業機関の方々の技術的なスキル向上を目的に全国で開催されているものです。
 国土地理院からは、地理空間情報の活用推進に向けた国土地理院の取り組みや電子国土基本図の利活用事例等について説明しました。
セミナー風景
 

平成28年度「測量の日」記念講演会の開催(平成28年7月6日)

 九州地方測量部は、「測量の日」関連行事の一環として(一社)北九州GIS測量協会が北九州市のホテルクラウンパレス小倉で開催した平成28年度「測量の日」記念講演会で講演を行いました。
この講演会は、(一社)北九州GIS測量協会会員、北九州市職員、西日本工業大学等を対象に毎年開催されています。
  国土地理院からは、「公共測量へのUAV(ドローン)の導入に向けた国土地理院の取組」と題して、UAVを取り巻く動向、国土地理院におけるUAVの利用、3月に公表したUAVを用いた公共測量マニュアル(案)と公共測量におけるUAVの使用に関する安全基準(案)等について説明しました。
記念講演風景
 

平成28年度「測量の日」記念講演会の開催(平成28年6月24日)

 九州地方測量部は、「測量の日」関連行事の一環として、平成28年度「測量の日」記念講演会を(一社)福岡県測量設計コンサルタンツ協会と共催で開催しました。
説明風景1 説明風景2
 この講演会は「測量の日」関連行事として、国・地方公共団体、九州各県測協会員、測量会社、測量専門学校等を対象に、測量技術の向上を目的に毎年開催しています。
 国土地理院からは企画部技術管理課の北浦調査員が「UAVを用いた公共測量マニュアル(案)概要について」と題して、今年3月に公表した、UAVを用いた公共測量マニュアル(案)と公共測量におけるUAVの使用に関する安全基準(案)について講演しました。
 講演では、UAVを取り巻く動向、測量におけるUAVの利用、国土地理院ランドバードの発足、熊本地震をはじめとする災害への利用事例等を説明しました。
 

平成28年度「災害応急対策講習会」(平成28年6月17日)

 九州地方測量部は、(一社)全国測量設計業協会連合会九州地区協議会が主催した、「災害応急対策講習会」において講演を行いました。
この講習会は、同協議会と九州地方整備局が締結した災害応急対策業務の支援に関する協定に基づき、災害に対する組織の円滑な対応及び技術力向上と技術者養成対策の一環として佐世保市内で開催されたものです。
  国土地理院からは「日本列島の動きを見張る」と題して、地殻変動を監視する技術(VLBI、SAR、GNSS)の原理、それらの技術により捉えた地殻変動について、東日本大震災や熊本地震を中心に説明したほか、大規模災害時の国土地理院の災害対応について、熊本地震を始めとする過去の災害の事例を紹介しました。
 当日は、同協議会会員、関係行政機関職員、測量設計関係者等145名の参加者があり、国土地理院の取り組みをご理解いただきました。
防災講演風景

九州測量専門学校(熊本市)における「測量の日」記念講演会(平成28年6月2日)

 「測量の日」関連行事の一環として、九州測量専門学校において「日本列島の動きを見張る」と題して講演を行いました。
 この講演では、九州測量専門学校の生徒50名及び教員を対象に、国土地理院が地殻変動を監視している主要な技術(VLBI、SAR、GNSS)の原理、それらの技術により捉えた地殻変動について、東日本大震災や熊本地震を中心に説明しました。
 同校の敷地内には電子基準点「熊本」が設置されており、4月16日の地震(M7.3)では北東方向に75cmもの変動が観測され、熊本地震による地殻変動の全容の把握に大いに役立ちました。また、大規模災害時の国土地理院の災害対応について、UAVによる動画撮影や「くにかぜ3」による空中写真撮影など、熊本地震を始めとする過去の災害時の取り組みを紹介しました。
 最後に、地震により発生した基準点成果の不整合を解消するため今後取り組む改測作業を説明し、皆さんの先輩もこうした事業に従事する、しっかり勉強して熊本の復旧・復興を支えてほしいとメッセージを伝えました。