明治の自然豊かな風景を地図で発見! 企画展「近代測量の幕開け」を開催

~先人達が測量や地図を使って国土を記録~

発表日時:2018年11月1日(木) 14時00分

    国土地理院「地図と測量の科学館」(茨城県つくば市)では、11月13日(火)から12月24日(月)まで、企画展「近代測量の幕開け」 を開催します。

 
 平成30年(2018)は、明治元年(1868)から満150年に当たります。
 明治以降、近代国家への第一歩を踏み出した日本は、明治期において多岐にわたる近代化への取り組みを行い、国の基本的な形を築き上げていきました。
 今回、国土地理院「地図と測量の科学館」においても、江戸から明治になり近代国家の礎となる測量や地図の世界を伊能忠敬の時代から明治期の測量機器や地図を中心に展示し、近代測量の幕開けとして紹介します。

 近代測量は、明治12年(1879)に全国測量・全国地図作成の基礎計画が打ち出され測量の基準となる一等三角点、一等水準点を設置する基準点測量が実施されることから始まりました。
 また、地図については、近代化に向けて国土の現状を迅速に把握する必要から、都市域を平板測量により測量した迅速測図原図(関東平野)の作成が始まりました。
 その成果物である「迅速測図原図(関東平野)」を、今回の企画展では原本の一部を展示します。

 日頃何気なく使用している測量技術や地図について、近代測量の幕開けであった明治期の測量機器や作成された美しい地図をご覧いただき、先人達の技術を感じるとともに、日本の国土及び国民の生命と財産を守るために必要不可欠である測量や地図の重要さを感じていただければ幸いです。

明治の自然豊かな風景を地図で発見! 企画展「近代測量の幕開け」

開催期間

平成30年11月13日(火)から12月24日(月)

開館時間 9時30分~16時30分

休館日 毎週月曜日(ただし、12月24日は開館し、翌日火曜日が休館日となります。)

開催場所

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番

国土地理院「地図と測量の科学館」 2階 特別展示室

主な展示内容

 ■伊能忠敬の測量と地図
 ■明治期の測量と地図  ・基準点と三角測量  ・迅速測図原図(原本)を公開
 ■測量と地図の役割

その他

入場無料  国土地理院「地図と測量の科学館」 

※開催期間中に取材を希望される方は、国土地理院総務部広報広聴室広報係(029-864-6255)へ事前にご連絡をお願いします。

添付資料 チラシ 企画展 「近代測量の幕開け」

 

問い合わせ先

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番

国土交通省 国土地理院

総務部 建設専門官 中村 正美 TEL 029-864-6047

総務部 広報広聴室長 折笠 幸平 TEL 029-864-4038

                        FAX 029-864-6441

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