「日本の典型地形ウェブサイト」をリニューアル ~地理院地図との連携でより分かりやすく~

リニューアルした「日本の典型地形ウェブサイト」を3月30日より公開しています。

リニューアルした「日本の典型地形ウェブサイト」について

 「日本の典型地形」とは、国土地理院が平成7年から11年に地形の専門家の協力を得て、日本の多様な地形を成因別に194の地形項目に分け、それぞれの地形項目の特徴を有する代表的な地形 (全国約3,900箇所)について、都道府県別の一覧表とその場所を位置図に整理し「日本の典型地形、都道府県別一覧」(国土地理院技術資料D1-No.357)として取りまとめたもので、国土地理院のウェブサイトからも公開していました。
 しかし、旧来のウェブサイトでは、対照番号で一覧表と位置図を照合しなければならず、具体的な場所と地形の特徴を一体的に理解しづらいなど、使い勝手が良くないのが現状となっていました。
 国土地理院では、この資料を地理教育などへの有効活用を図るために、地理院地図と連携させた形で新たにウェブサイトをリニューアルしました。

  トップページはこちら「日本の典型地形ウェブサイト」

主な改良点

1. 新たに地理院地図から代表的な地形の分布と個別地形に関する属性情報が閲覧できるようにしました。
 日本の典型地形表示例
2. 地理院地図3D、空中写真等から作成した付図などを掲載し、視覚的に地形の特徴を理解しやすくしました。
  火山の活動による地形の表示例(成層火山・カルデラ)
  成層火山の画像 カルデラの画像
  河川の作用による地形の表示例(扇状地、峡谷(V字谷))
  扇状地の画像 峡谷(V字谷)の画像
3. 一覧表を整理して、典型地形を成因別(地殻変動・火山・河川・氷河等)、地域別(県単位)に表示できるようにしました。

問い合わせ先

日本の典型地形に関する、お問い合わせは、「お問い合わせフォーム」からお願いします。