3次元電子国土基本図

トピックス

2025年

概要

3次元電子国土基本図 表示例

「3次元電子国土基本図」は、これまで2次元の地図データとして整備更新されてきた電子国土基本図(地図情報)に、3次元点群データや数値標高モデル(DEM)等を使用して、高さの情報を付与したデータです。
2028(令和10)年度末までに国土全域の電子国土基本図(地図情報)の3次元化を実施し、順次提供を行うこととしています。
3次元地図を全国統一規格で整備することで、より高度な解析が可能になる等、情報としての利活用の幅が広がるため、新たな価値創出に資することが期待されます。

特徴

  • 3次元化の対象とする地物は「建物」、「道路(道路中心線)」、「鉄道(軌道の中心線)」を予定しています。
  • 地物の形状を表す標高の情報を3次元点群データから、また地表面の標高を数値標高モデル(DEM)等から取得し、地図情報に付与することで3次元化を行います。
  • 3次元電子国土基本図の製品データは、GISソフトウェアで取り扱うことを想定し検討を進めています。

試作データ

試作データファイル

試作データ地域  【二次メッシュ番号(513351)、図名(三成)】(令和7年3月26日)
  • GML[ZIP形式:6.0MB] (令和7年6月17日 差替)
  • SHP[ZIP形式:8.4MB]
※注意
 本データは、データ形式等の確認のためのサンプルデータであり、測量に用いることはできません。
 また、
国土地理院コンテンツ利用規約に従いご利用いただけます。

ファイル仕様書案等

試作データの概要

  • 3次元電子国土基本図の試作データは、従来の2次元データ(数値地図(国土基本情報))を拡張し、3次元の情報を示す属性が追加されています。
3次元電子国土基本図の説明。建物、道路、鉄道の2次元の地図情報に、3次元点群データや数値標高モデル(DEM)により高さ情報を付与していることを図解。

問合せ先

3次元電子国土基本図について(国土地理院 担当)
ご質問はこちらの「お問合せフォーム」からお願いします。

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