その他の赤外画像
その他の赤外画像 (2015年~2016年)
その他の赤外画像 (2013年~2014年)
近赤外を観測するバンド5(0.85 - 0.88 μm)では元の西之島の中央部に輝度値が高い部分がみられ、植生が推測されます。一方で、一連の噴火活動にともなう新たな陸域部分は輝度値が低く植生がないことが分かります。
観測波長が短波長赤外であるバンド6(1.57 - 1.65 μm)、バンド7(2.11 - 2.29 μm)では、植生に比べ土壌や岩石などの反射率が高くなってくるため、一連の噴火活動にともなう新たな陸域部分での輝度値が高くなっていることが読み取れます。また、噴出した溶岩により地表面の温度が非常に高くなっている場合は、これも短波長赤外の輝度値を押し上げる要因の一つになります。