ファイル仕様

数値地図250mメッシュ(標高)のファイル仕様

1次メッシュ単位に1つのファイルになっています。

 ファイルヘッダレコード
  データレコード001
  データレコード002
       ・
       ・
       ・
  データレコード320
 
項目 開始 終了 仕様(注1) 内容
1次メッシュコード 1 6 I6 標準1次メッシュコード(4桁)下位2バイトは00が入ります
原図の縮尺 7 11 I5 縮尺の分母の数値を記録
原図測量年紀 12 15 I4 空白が入ります(注2)
原図修正年紀 16 19 I4 空白が入ります(注2)
数値化年紀 20 23 I4 西暦年号
東西方向の点数 24 26 I3 東西方向のデータ点数
南北方向の点数 27 29 I3 南北方向のデータ点数
1次メッシュ左下旧日本測地系緯度 30 36 I7 度3桁、分2桁、秒2桁
1次メッシュ左下旧日本測地系経度 37 43 I7 度3桁、分2桁、秒2桁
1次メッシュ右上旧日本測地系緯度 44 50 I7 度3桁、分2桁、秒2桁
1次メッシュ右上旧日本測地系経度 51 57 I7 度3桁、分2桁、秒2桁
図葉面数 58 58 I1 1が入ります(注3)
1番目の図名 59 78 N10  
位置フラグ 79 79 I1 1が入ります(注3)
2番目の図名 80 99 N10 空白が入ります 
位置フラグ 100 100 I1 0が入ります(注3)
3番目の図名 101 120 N10 空白が入ります 
位置フラグ 121 121 I1 0が入ります(注3)
4番目の図名 122 141 N10 空白が入ります 
位置フラグ 142 142 I1 0が入ります(注3)
記録レコード数 143 145 I3 記録されているレコードの数
コメント 146 225 N40 利用の際に参考となる 情報を記録
レコード1のフラグ 226 226 I1 (注4)
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ レコード2~レコード319のフラグ 
レコード320のフラグ 545 545 I1  
余白 546 744 199X  
世界測地系経緯度記述数 745 745 I1 (注5)
1番目の世界測地系経緯度の対象地区 746 765 N10 (注6)
1次メッシュ左下世界測地系緯度 766 773 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)(注7)
1次メッシュ左下世界測地系経度 774 781 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
左下変換方法 782 782 A1 (注8)
1次メッシュ右下世界測地系緯度 783 790 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
1次メッシュ右下世界測地系経度 791 798 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
右下変換方法 799 799 A1  
1次メッシュ左上世界測地系緯度 800 807 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
1次メッシュ左上世界測地系経度 808 815 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
左上変換方法 816 816 A1  
1次メッシュ右上世界測地系緯度 817 824 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
1次メッシュ右上世界測地系経度 825 832 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
右上変換方法 833 833 A1  
2番目の世界測地系経緯度の対象地区 834 853 N10 (注9)
1次メッシュ左下世界測地系緯度 854 861 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
1次メッシュ左下世界測地系経度 862 869 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
左下変換方法 870 870 A1  
1次メッシュ右下世界測地系緯度 871 878 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
1次メッシュ右下世界測地系経度 879 886 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
右下変換方法 887 887 A1  
1次メッシュ左上世界測地系緯度 888 895 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
1次メッシュ左上世界測地系経度 896 903 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
左上変換方法 904 904 A1  
1次メッシュ右上世界測地系緯度 905 912 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
1次メッシュ右上世界測地系経度 913 920 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
右上変換方法 921 921 A1  
3番目の世界測地系経緯度の対象地区 922 941 N10 (注10)
1次メッシュ左下世界測地系緯度 942 949 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
1次メッシュ左下世界測地系経度 950 957 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
左下変換方法 958 958 A1  
1次メッシュ右下世界測地系緯度 959 966 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
1次メッシュ右下世界測地系経度 967 974 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
右下変換方法 975 975 A1  
1次メッシュ左上世界測地系緯度 976 983 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
1次メッシュ左上世界測地系経度 984 991 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
左上変換方法 992 992 A1  
1次メッシュ右上世界測地系緯度 993 1000 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
1次メッシュ右上世界測地系経度 1001 1008 I8 度3桁、分2桁、秒3桁(整数部2桁、小数点以下1位1桁)
右上変換方法 1009 1009 A1  
復帰・改行 1010 1011 A2 (注11)

注1

"仕様"のI,N,X,Aは、FORTRAN言語の書式仕様のための編集記述子で、それぞれ次のような意味を持っています。
  • I:指定された整数を10進数表示した各数字(1バイト)が右詰めで記録されています。
  • N:日本語文字のデータ(1文字2バイト)が左詰めで、指定された数の文字だけ記録されています。文字コードは、Shift_JISです。
  • X:空白が埋められています。
  • A:文字データが左詰で記録されています。
当該項目に対応するデータがない場合は、特に指定のない場合、以下のものが記録されています。
  • A:空白(1バイト系)
  • I:0
  • N:空白(2バイト系)

注2

本データは、複数枚の原図で構成されるため測量年紀、修正年紀は表示されません。

注3

全てのデータにおいて、図郭は標準1次メッシュ単位で区切るものとします。
よって図葉面数及び、1番目の位置フラグには「1」が、2番目の位置フラグ以降には「0」が入ります。

注4

記録領域の節約のため、離島部のように殆どが海のメッシュであって、1レコードの標高値全てが海部に相当するレコードは、ファイル中に格納しないことがあります。
どのレコードが記録されているかの情報は、ファイルヘッダレコードの記録レコードビット表示欄(0226~0545桁)に、記録されている場合は「1」、いない場合は「0」で表示されています。

注5

通常は1が記録されていますが、石垣島地方において、石垣島と西表島の基準点成果の求め方が異なっていたため、その付近の島も含めて、同じ1次メッシュ内にもかかわらず旧日本測地系における測地網の歪み成分が異なっていました。
このため、それぞれの島の移動量にあわせ数種類の座標値を算出する必要があり、その数だけ記述されます。

注6

注5が1の場合は、2次メッシュ全域を指し、空白が記録されています。複数の場合には、該当する島名が記録されています。

注7

本データにおいては、全ての世界測地系経緯度の小数点以下1位の値に0が入力されています。

注8

変換方法(A・B・C)の内訳については、Infzumei.txt ファイルを参照してください。

注9・注10

注5が1の場合は、2番目及び3番目の対象地区に関する全てのデータに空白が記録されています。
また、注5が2の場合は、3番目の対象地区に関する全てのデータに空白が記録されています。

注11

各レコードは復帰(CR)・改行(LF)コードで区切られています。

1次メッシュ内のレコード構成

メッシュコード レコード番号 標高値
??????
??????
??????



??????
??????
001
002
003



319
320
1 2 3 4 ・・・ 319 320
1 2 3 4 ・・・ 319 320
1 2 3 4 ・・・ 319 320



1 2 3 4 ・・・ 319 320
1 2 3 4 ・・・ 319 320
 
  • レコードは、北端から南端への順序で並んでいます。
  • 各レコードには、1次メッシュコード、レコード番号、320個の標高値が記録されています。
   但し、レコードに含まれる全ての区画が海の場合にはレコード数は変化する事があります。ファイルヘッダレコードの記録レコード数欄に記録された個数となります。
  • 各レコードは、復帰・改行コードで区切られています。
  • 文字コードは、Shift_JISを使用しています。

レコードフォーマット

項目 開始 終了 仕様 内容
メッシュコード 1 6 I6 標準1次メッシュコード(4桁)
下位2バイトに00が入る
レコード番号 7 9 I3 北→南の順
標高値 1 10 14 I5 西→東の順
標高値 2 15 19 I5
標高値 3 20 24 I5








標高値 320 1605 1609 I5
復帰・改行 1610 1611   CR・LFコード

 
  • 標高値は、0.1m単位で表現されています。(100.0mは01000と表現されています。)ただし0.1mの位はすべて0となっています。
  • 1レコード全部が海の場合、そのレコードは記録されてないことがあります。どのレコードが記録されているかの情報は、ファイルヘッダーレコードの226~545カラムにあります。
  • 海部には、-9999(-999.9m)が入っています。
  • 陸水部は、周辺の標高から内挿された値が入っています。
“開始”と“終了”は、レコードの各項目の開始と終了の位置です。先頭からのバイト数で示しています。
“仕様”の I は、FORTRAN言語の書式仕様のための編集記述子であり、指定された整数を10進数表示した各数字(1バイト)が右詰めで記録されています。
ただし、当該項目に対応するデータがない場合は、特に指定のない場合、「0」が記録されています。